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[UFC] マーコート、薬物検査の最終審判は公聴会まで持ち越し

(8/29 up) 8月18日朝(現地時間)、ズッファがネバダ州アスレチック・コミッションに、ネイサン・マーコートが受けた再テストの結果を問い合わせたところ、コミッションのエグゼクティブ・ディレクターであるマーク・ラトナー氏が、間違えて最初のテスト結果を告知。そのため「マーコート、再テストも陽性」のニュースがマスコミに流れたが、アスレチック・コミッションは同日午後すぐにこれを取り消し、再テストの結果は間違いなく陰性であった事を発表し、マーコート選手への謝罪を表明した。
 しかしこれでマーコートが無罪放免となった訳ではない。
 再テストの結果が陰性だからといって一回目のテストが100%間違っていたと証明された訳ではないからだ。2度のテスト結果は、このままネバダ州アスレチック・コミッションに証拠として提出され、今後この件に関しては公聴会において審議される。公聴会では2回に渡り行なわれたテスト結果の詳細や専門家の証言、マーコートが自主的に再テストを受けたという「状況証拠」など、様々な点が審議の対象になる。
 マーコートが、ジョッシュ・バーネット、ティム・シルビア、キモに続き薬物使用でネバダ州での出場停止処分となる4人目のUFC選手となるかは、現時点ではすべてがアスレチック・コミッション預かりという状況だ。公聴会の期日は後日ネバダ州アスレチック・コミッションから発表される。(シュウ・ヒラタ)

マーコート、地元コロラド州での薬物再テスト結果は陰性

(8/19 up) ネイサン・マーコートが地元のコロラド州で先週末に自主的に薬物反応の再テストを受けた結果が、陰性だったことがパンクラスUSA公式サイトの発表で明らかになった。マーコートは既に15日にネバダ州でも検査を受けているといい、早ければ明日、遅くても週明けには結果が判明するという。同様の内容はSherdogも伝えている。(井原芳徳)

ネイサン・マーコートにステロイド陽性反応。本人は使用否定

(8/18 up) ラスベガスで8/6(現地時間)に行われたUFC「アルティメット・ファイトナイト」に出場したネイサン・マーコートがネバダ州アスレチックコミッションの薬物検査を受けた結果、禁止薬物のステロイドの陽性反応が出ていたことがわかった。対戦相手のアイバン・サラベリーも同じ検査を受けたが陰性だったという。マーコートは禁止薬物を一度も摂取したことが無いことを表明しており、自主的に再テストを受けるため地元のコロラドからラスベガスに向かったという。

<関連情報源>
パンクラスUSA公式サイト(マーコート陣営の公式声明が掲載されている)
[ADCC NEWS] Marquardt Tests Positive & Medical Suspensions from UFN
[Sherdog] UFC Supports Marquardt; Hendricks Says Fighter "Never" Used Steroids

Last Update : 08/29 05:19

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