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[OYAZI BATTLE] 7.18 後楽園:シカティック×金山は通常グローブ使用

Toy Box "WORLD OYAZI BATTLE" 7月18日(月/祝) 後楽園ホール 【→カード&チケット】 [→掲示板]

(7/11 up) 金山裕文が試合のグローブを規定の18オンスから、総合用のオープンフィンガーグローブ(以下OFG)に変更して欲しいと提案していた問題について、対戦相手のブランコ・シカティックから大会実行委員会にEメールで返答が届いた(下記)。シカティックは「OYAZI BATTLEの場であえて地上で最も危険な新ルールを実行する必然性はないのではないか」等と返答。金山にその内容をそのまま伝えたところ、金山も了承し、最初の決定どおり18オンスのグローブを使用することになった。実行委員会の市瀬代表は「OYAZI BATTLEで、悲しむ人を作りたくありません。今後も、明るく・楽しく・激しく・安全な、家庭料理のような大会を目指していきます」とコメントしている。

◆ シカティック「お互い必ずケガをするのではないでしょうか? 中でも目のケガは年齢的にもお互い厳しいでしょう。金山さんの格闘家としての姿勢はとてもよく理解できます。しかし、自分自身はどうであれ、自分の怪我によって悲しむ人が周囲にいるのならば、これはやはり良くないことだと思います。
 むしろボクシンググローブの一番軽いオンスのものを使ってやれば、それでいいのではないでしょうか。OFGは指が自由なので、どうしても不可抗力で目にダメージが残りやすいグローブです。相手の目に指が入ります。
 仮にOFGで戦ったとしたら、この戦いは、総合でもなく、キックでもなく、キックルールによるOFG着用の戦いとなり、全く新競技になります。総合なら相手の腕を止めたり取ったりすることもできますが、キックルールである以上そういうこともできず、ひたすら殴り合いが続くことになります。ある意味最も危険性の高い別競技になってしまいます。
 オヤジバトルでこれをやる必要性があるでしょうか? ないのではないかと思います。大会は安全が一番です。安全に関しては最大の配慮と用意が必要です。私はPRIDEでOFGの使用経験はあります。総合でですが。OYAZI BATTLEの場であえて地上で最も危険な新ルールを実行する必然性はないのではないかと思います。
 それでもどうしてもOFGでやりたいというのなら、15日にOFGの実物を見て判断しましょう。私の考えとしては、キックルールをOFG着用で戦うのは危険極まりない競技だと思えます。そして、試合の後に、選手同士が楽しくビールが飲む事が出来、友人になれる。そんなコンセプトに私は、大変共感したのも事実です。」

「竹山選手を囲む会」開催

 無念の欠場となり、当日リング上から挨拶をすることが決まっている竹山晴友とファンが自由に歓談できる席が、当日試合前・休憩中に設けられることとなった。これは竹山の復帰を楽しみにしていた人のために、竹山本人の希望もあり実現するもの。竹山は「必ず元気になり、OYAZI BATTLEに戻ってくる」と話しているという。

マナートの相手・竹山が病気で欠場

(7/2 up) アンドレ・マナートと対戦予定だった竹山晴友が病気のため欠場することになった。詳細については明らかにされず、当日本人の口から観客に発表される模様だ。チケットの払い戻しに関するお問い合わせは、主催のToy Boxまで(Tel. 0265-34-2170 Eメール:f-world@jasmine.ocn.ne.jp)
 竹山に代わり、元極真空手の横田幸政がマナートの相手を務める。横田は今大会でブランコ・シカティックと戦う金山裕文の弟子。現在は大会スーパーバイザーである谷山歳於・谷山ジム会長に支部を任され、子供に空手を指導している。
 横田は1日、藤原ジムでの記者会見に出席。「金山先生の言葉に勇気づけられた」と話し、「月曜に試合をすることを決意したばかりで、仕事が忙しく、はっきり言って体は動きません。ですがマナート選手をがっかりさせないように頑張ります」と意気込みを語った。

 また、金山は会見で、オープンフィンガーグローブ着用によるシカティックとの対戦を希望した。これまでボクシンググローブをはめた戦いをしたことが無く、「戦いの質が変わってしまう」ことが主な理由で、シカティックの“伝説の拳”をよりダイレクトに感じたい思いもある。市瀬猛Toy Box代表は「OYAZI BATTLEではこれまでも本人同士の合意に基づいて、試合ごとにルールを調整することをやってきました。安全面も考慮しないといけませんが、金山選手の熱い思いは受け止めましたので、シカティック選手本人に打診してみます」と返答した。

 なお、藤原敏男氏のエキシビジョンの相手が、元ラジャダムナンスタジアム・ウェルター級チャンピオンのチャーンヴィット・ギャットトーポーウボンに決まった。チャーンヴィットは01年に武田幸三をTKOで下し同王座を奪取、今年3月に新日本キックのリングではノッパデッソーンの持つ同王座に挑んだ(結果は判定負け)現役バリバリの強豪。藤原氏がどう立ち向かうかが見物だ。(井原芳徳)(写真:左から市瀬氏、ナデシコBATTLE出場の清水里香、金山、藤原会長、チャーンヴィット、横田、第5試合出場の小西正人)

藤原敏男の相手、デル・クック欠場

▼ (6/10 up) 元WKA世界ミドル級王者・デル・クック氏が欠場する。リスペクト・ゲーム(エキシビジョンマッチ)で肌を合わせる予定だった藤原敏男氏の相手は後日発表される。
 なお、オープニング前に「オープニングBATTLE」として、宮下泰智(39才) vs. 白鳥浩之(35才)のストライクルール戦が追加された。開始はオープニング前の11:30を予定している。

シカティック×金山、マナート×竹山が決定

(5/29 up) フリーマガジンのR25でも紹介された35歳以上の格闘技大会「OYAZI BATTLE」初の後楽園大会の全カードが揃った。
 一般公募されていた初代K-1 GP王者・ブランコ・シカティックの対戦相手が、極真会館第3回全日本ウェイト制重量級2位・金山裕文に決定した。現K-1 WORLD GP王者・レミー・ボンヤスキーを育てた名匠・アンドレ・マナートの相手は、極真会館第16回全日本選手権2位・竹山晴友に決まっている。
 金山は20歳で極真空手を始め、25歳で神奈川県本部、渡部師範の元で内弟子・指導員を務め後進の指導に務めるかたわら、連続11回全日本に出場。ウェイト制では、第1回4位・第2回3位・第3回2位・第5回3位。30歳にて極真を離れ自身の技の修練、弟子の育成にあたる。38歳以降は積極的に武者修行に出かける。まさに、自身が言うように、「修練は時を選ばず、場所を選ばず」を具現化する。今回は、46歳の今、シカティックとの対戦に向け、5月より山ごもりに入るといった、まさに今を生きる武士(もののふ)である。
 竹山は1958年7月28日、鹿児島県奄美大島生まれの46歳。海上自衛隊を経て、20歳で極真会館総本部内弟子になる。内弟子卒業後、オーストラリアへ空手指導。第12回全日本大会7位、第13回大会7位、第14回大会5位、15回大会3位、第3回全世界大会で4回戦でのウーデンボガード戦での激闘は伝説の1戦となる。第16回大会準優勝後、大沢昇に弟子入りしてキックボクサーに転向。マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟初代ミドル級チャンピオンとなる。
 通常の日本人同士によるオヤジBATTLEのカードも下記一覧のとおり決定。なお、開始時刻が当初予定の夜から昼の12時に、大会名が「MEGA OYAZI BATTLE」から「WORLD OYAZI BATTLE」に変わっている。
 チケットは5/25より本誌でも発売スタートしている

公式ホームページがアドレス変更&リニューアル

(5/17 up) OYAZI BATTLEを主催するToy Boxならびに格闘技用品店「ファイティングワールド」のホームページが、独自ドメインを取得しリニューアルオープンした。アドレスは「http://www.fighting-w.jp/

藤原敏男×デル・クックのエキシビジョン実現

(3/30 up) 元ラジャダムナンスタジアム・ライト級王者で3月に57歳となった藤原敏男・藤原ジム会長が、元WKA世界ミドル級王者・デル・クックと「リスペクト・ゲーム」と題したエキシビジョンマッチを行うこととなった。今も小林聡ら第一線の選手のミットを持ちグッドシェイプを維持している藤原会長。藤原祭りではお笑い色の強い総合エキシビジョンを行っていたが、今回は80〜90年代に活躍した名キックボクサー相手だけに、正攻法のテクニックで観客を驚かせてくれそうだ。
 女子の特別試合として、サンボ世界選手権金メダリスト・武田美智子 vs. 女子新相撲全国大会2位・清水里香が決定している。

K-1初代王者シカティックの相手を公募!

(3/16 up) 35歳以上の格闘技大会「TRIAL OYAZI BATTLE」が第7回目にして“格闘技の聖地”後楽園ホールに7月18日(月/祝)進出し、「MEGA OYAZI BATTLE」として開催されることが決まった。さらに参戦選手もワールドワイドになり、なんと初代K-1 GP王者“伝説の拳”ブランコ・シカティック、メジロジムの名匠・アンドレ・マナートの出場が決定。35歳以上の選手のみならず、オールドファンにもたまらない大会となる。シカティックの相手は一般公募を行う。

 日々の生活の中闘うオヤジに、ダサイ・邪魔など不名誉なイメージを払拭し、かっこよく強くたくましい存在である事を証明してもらうことを目指し開催されてきた「OYAZI BATTLE」。回を重ねるごとに多くのマスメディアから注目を集め、日経MJ新聞で裏面カラー1ページの特集を皮切りに、フジテレビ・日本テレビ・TBS・NHKなどのニュース番組でも放送され、多くの反響を呼んだ。出場者も通常のプロ大会参加者や元キック団体ランカーもいれば、経験数年の選手まで多彩。来場者数も毎回着実に増え、第3回目からは予約で完売している。

 今回はその集大成として、今までのように普通のオヤジの試合を始め、そのオヤジ達が憧れていた超一流トップ選手が、現在ありのままの姿で戦う、夢のようなイベントとなる。まず第一弾として、シカティックの対戦相手を公募することに。大会を主催するToy Box実行委員会の市瀬猛代表は「ふざけてはいません、大真面目です。これはシカティックといった往年の超一流選手ともう一度試合をするという事を目指し、一度グローブをおいた方や、そのときドキドキしながらTVで見ていた壮年の方などに、もう一度戦うパワーを取り戻して貰おうと考えた企画です」と説明する。市瀬代表はK-1等のプロ大会の審判員も務めているが、「OYAZI BATTLE」を開催していることを聞きつけた外国人選手・関係者が興味を持ち、今回のシカティックやマナートの出場が決まったという。彼らも余興ではなく、本気でコンディションを整えて後楽園のリングに上がる心づもりだというから楽しみだ。

 シカティックは昨年10月で50歳になったとはいえ、元K-1王者。対戦相手の応募条件は(1)プロ経験があること (2)プロ(またはそれに準ずる)の試合を10試合以上行なっている者 (3)35歳以上であること (4)2005年7月の時点で健康状態が良好であると判断できる者、この4点を満たさないといけない。希望者は履歴書に格闘技キャリア及び自己アピール文を添えて、〒399-3101長野県下伊那郡高森町山吹5948−1 ファイティングワールド『ブランコ・シカティックと対戦希望』係までお申し込みを。締め切りは5月中旬を予定。
 他にも一時代を築いた格闘家の真剣勝負・エキシビジョン・演武を計画中。著名な格闘家が来場する予定もあるという。

 

Toy Box "WORLD OYAZI BATTLE - SAMURAI RETURN ! - "
2005年7月18日(月/祝) 東京・後楽園ホール
開場・11:00 開始・12:00

第10試合 リスペクトGAME(エキシビジョン)
藤原敏男(藤原ジム/元ラジャダムナン・ライト級チャンピオン)
チャーンビット・ギャットトーポーウボン(タイ/谷山ジム/元ラジャダムナンスタジアム・ウェルター級チャンピオン)

第9試合 リスペクトBATTLE
ブランコ・シカティック(クロアチア/タイガージム/初代K-1 GP王者)
金山裕文(フリー/極真会館第3回全日本ウェイト制重量級2位) 

第8試合 リスペクトBATTLE 
アンドレ・マナート(オランダ/メジロジム/元ISKA世界王者)
横田幸政(谷山ジム)

第7試合 リスペクトGAME(エキシビジョン)
平 直行(ストライプル)
田上敬久(勇成會館)

第6試合 ナデシコBATTLE MMAルール 5分2R
清水里香(禅道会/女子相撲全日本選手権2位)
武田美智子(フリー/サンボ世界選手権金メダリスト)

第5試合 ストライクルール -75kg契約 2分3R
小西正人(ブリキおもちゃ販売/37才)
大谷 智(自営業/40才)

第4試合 MMAルール -72kg契約 3分2R
渡部恭三(会社社長/38才)
中村友宣(会社社長/42才)

第3試合 ストライクルール -83kg契約 2分3R
宮澤博一(飲食店経営/40才)
小川貴弘(コンピュータープログラマー/40才)

第2試合 MMAルール -75kg契約 3分2R
岡本 渉(高エネルギー加速器研究機構・技師/41才)
清水庄二((株)ビルコム/38才)

第1試合 MMAルール -75kg契約 3分2R
那須育夫(研究開発部・課長/40才)
横川愼一((株)バンダイ・キャンディー事業部/36才)

第0試合 オープニングBATTLE ストライクルール 2分3R
白鳥浩之(35才)
宮下泰智(39才)

※選手のケガや諸事情により変更となる場合もあります


◆チケット料金
VIP席:15,000円 SRS席:8,000円 A席6,000円 B席5,000円 C席4,000円 
(当日:500円増し)
当日立ち見3,500円

◆チケット販売所(5/25より発売開始)
チケットぴあ:0570-02-9999
後楽園ホール:03-5800-9999
ファイティングカフェ・コロッセオ:03-3512-0522
フィットネスショップ水道橋:03-3265-4646
イサミ尚武道:03-5214-6487
アッパー:03-3239-8151
ファイティング・ワールド:0265-34-2170
バウトレビュー(7/8(金)午後3時振込締切)

■お問い合わせ
Toy Box TRIAL実行委員会 代表 市瀬 猛
〒399-3101 長野県下伊那郡高森町山吹5948-1
Tel. 0265-34-2170 Eメール:f-world@jasmine.ocn.ne.jp

Last Update : 07/11 11:19

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