アジア選手権大会

1999年5月23-28日

　５月２３日からウズベキスタン・タシケントで開かれていたアジア選手権大会にはフリースタイルは１１カ国、グレコローマンスタイルは９カ国、女子は８カ国が参加、３スタイルで熱戦が繰り広げられた。

　２３日から行われたフリースタイルは、日本側事務局の不手際により、日本チームのみ直前まで選手には計量日時の変更が知らされないというアクシデントがあったものの、なんとか代表全員が計量をパスして事無きを得た。コンディション調整が難しいなか試合に挑んだ結果、85kg級川合達夫が３位に入賞。69kg級和田貴広は直前にひいた風邪での高熱に悩まされつつも予選リーグで98年世界選手権２位のSang-Ho Hwang(KOR)に判定勝ち。決勝トーナメント１回戦で右膝の靱帯を痛めたため決勝戦を棄権して２位に入賞した。国別順位は１位ウズベキスタン、２位イラン、３位カザフスタン。日本は６位。

　グレコローマンスタイルは、76kg級片山貴光が敗者復活リーグで98年世界選手権１位のBachtiar Baiseitov(KAZ)と対戦。一旦判定勝ちの後、カザフスタン側の抗議でビデオ判定にもつれ、結果再試合となるも再び判定勝ち。決勝トーナメントでYouri Vitt(UZB)に破れて３位に入賞した。国別順位は１位韓国、２位カザフスタン、３位ウズベキスタン。日本は７位。

　女子の結果は女子連盟公式ページをご覧下さい。