3月11、12日にメキシコ・メキシコシティーで開かれていたフリースタイルの五輪資格獲得大会(通称「グランプリ大会」)第四戦、メキシコ戦が終了した。
第四戦となり、各国選手の疲労が溜まっていること、ヨーロッパからの時差が大きいこと、また、メキシコシティーは陸上などの高地トレーニングに使われるように、標高が高く疲労しやすいことからエントリー数の減少を見込み、日本は63kg級の宮田和幸(クリナップ)、76kg級の小幡邦彦(山梨学院大)の二選手のみを派遣した。
戦前の予想通り、参加選手数が激減。54kg級8人、58kgkg級5人、63kg級8人、69kg級10人、76kg級13人、85kg級8人、97kg級11人、130kg級9人と、上位に入賞しても総合ランキングに影響を与えるポイントは得にくいエントリーとなった。
63kg級は8人とエントリー人数が少なかったため、宮田は棄権。最終戦のエジプト大会で高得点を狙う。
第四戦までを終え、日本チームで五輪出場権獲得圏である7位以内を現在獲得しているのは54kg級のみ。(現在、49ポイントで3位)しかし、63kg級は7位と6ポイント差の41ポイントの9位、69kg級は7位と8ポイント差の9位、76kg級は7位と6ポイント差の12位につけており、参加選手数の増加が予想されるエジプト戦での逆転が加納となっている。
階級 | 出場者 | 出場選手数 | 予選リーグ | 決勝トーナメント | 順位 | 獲得P | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1R | 2R | 3R | 一回戦 | 二回戦 | 順位決定戦 | |||||
76kg級 | 小幡邦彦 (山梨学院大) |
13 |
○ 18−7 Mactar Sene(SEN) |
× 0−4 Pejman Dorostkar(IRI) |
○ F Gustavo Dominguez(VEN) |
5 | 9 |