1998・11・27
Las Grandes Viajes 6
後楽園ホール

第1試合(フェザー級2回戦)

五木田勝
判定
20-18
20-18
20-18
西澤正樹 ×
KIGUCHI WORKOUT STUDIO WILD PHOENIX
2戦2敗 1戦1分
[161cm,57.5kg,AGE28] [157cm,56.2kg,AGE25]

 始早々ハイを放つなど、西澤が積極的な打撃で押し込んでいく。五木田はいつもどおりタックル勝負だが、西澤は逆らわずガードに入り、ボディにパンチを入れながら、タイミングを測って立ち上がってしまう。五木田は積極的に上からのパンチも狙っていくが、意識しすぎて、押さえ込みが甘くなっている感もあり。1R終了間際に五木田は、そのグラウンドの顔面パンチから、腕ひしぎ足固めへとつなぎ、チャンスをつかむが、ゴングに救われてしまう。


  Rも同じ展開で、タックルでテイクダウンする五木田に対して、西澤はスピードで対抗。マウントをターンで切り返して脱出してしまう。スタンドではパンチを当てて行く西澤の方が若干有利か。ただし決定打の無いまま、五木田は押さえ込みを重ねていく。終了間際にも再び下になった西澤だが、WF所属選手らしい足の利きで五木田の顔面を蹴り上げ、逆に起き上がりざま低いタックルで急襲。さすがにそこは餅は餅屋で、五木田はあわてず受け止めて、フロントネックを取り、上になって腕十字を狙ったところで時間切れ。ポジションを支配した五木田の判定勝ちは動かないが、実際はかなり西澤が打撃で五木田を動揺させていた分、シーソーマッチの様相であった。


(井田英登)


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取材:山名尚志・岩田貴宏  カメラ:井田英登
HTML編集:井原芳徳