第9試合 トーナメントAブロック2回戦 5分2R | ||||||||||||||
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ザザとの一戦で「一流」のバーリ・トゥーダーであることを証明したババル。
こうなるとハスデルも苦しい。スタンドでの打ち合いで勝機を見つけていくしかないが、キック・ボクシング出身とは言え、今や総合に完全にシフトしてしまっているハスデルのパンチは、決して一流のものとは言えない。
果たしてスタンドでの打ち合いは、ほぼ互角の展開になってしまった。
幾分ハスデルの方が有効打でまさるとは見えるものの、相手をダウンにおい込める程の優位は保てていない。
一方、グラウンドはババルの独壇場である。
タックルされた時の「粘り」が身上とも言えるハスデルだが、それを上手く押しこんで次々とテイクダウンしてしまう。そして簡単にパス。マウントを取ってボディ・パンチを打ち込む。
極めにいかない場合、本大会では、すぐにブレイクがかかる。
だから、試合展開は、ババルがエキジビションのように、テイクダウンを次々と取り、ポジショニングでハスデルを翻弄しまくるものとなった。判定は3-0。
ババルの完勝である。
レポート:山名尚志 カメラ:井田英登 |
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