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Report

pridePRIDE.11 2000年10月31日(火) 大阪城ホール

第3試合 10分2R 
× 日本/SPWF
谷津嘉章
186cm,120kg
1R 8'58"

TKO(レフェリーストップ)
トリニダード・トバゴ
ゲーリー・グッドリッジ
186cm,110kg

 1976年のモントリオール五輪に出場を果たし、8位入賞。あのジャンボ鶴田の名パートナーとして名を馳せたプロレスラー、谷津嘉章44歳がPRIDE初登場。入場時から場内は谷津コールに包まれる。谷津が左手を突きだし距離を取るが、グッドリッジの大振りのフックが何度も谷津の顔面に当たる。谷津はローも簡単に受けてしまい、グッドリッジのプレッシャーに後ずさりするばかり。タックルも数度試みるがグッドリッジは倒れない。しかしいくら打撃をくらっても倒れない谷津に大歓声が起こる。6分経過、ようやく谷津がタックルからテイクダウンに成功し足関節を狙う(キーロックのような状態)。だがグッドリッジはパワーであっさり返すとバックを取りパンチ。ここで四つんばいの谷津にグッドリッジは膝蹴りを放ってしまいイエローカードをもらってしまう。だが、スタンドに戻ると無防備の谷津の顔面にアッパーの連打。谷津はダウンこそしなかったもののレフェリーストップがかかり、PRIDEの番犬を前に為す術無く散った。

 

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レポート:井原芳徳  写真:井田英登

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