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Report

PRIDE GRANDPRIX 2000 - 世界最強トーナメント 決勝戦 -
東京ドーム 2000年5月1日
第2試合 グランプリ2回戦 
「桜庭、90分の激闘の末歴史的勝利」

桜庭和志
6R終了

TKO
(タオル投入)

ホイス・グレイシー
×

入場からいきなりオレンジの覆面をかぶった男が3人登場し、マスクを脱ぐまでどれが桜庭かわからない仕掛けで会場を盛り上げる。介錯人でアントニオ猪木が登場し、世紀のゴングが鳴る。
1R、コーナー際で桜庭がアームロック。だがホイスは冷静に空いた左腕で桜庭の側頭部にパンチを打ち落とし、アームロックを外し、さらにパンチ。桜庭の顔が紅潮してくる。最後足関節を桜庭が極めにかかったところで1R終了。
2R、ホイスがコーナーに押し込み膠着するが桜庭がホイスの柔術着を脱がそうとし会場沸く。トップポジションからモンゴリアンチョップを繰り出すシーンも。
試合は1時間を越えてもまだ続く。先に消耗が目立ち始めたのはホイス。5Rにはガードポジションのまま、守りに入ったよな状態。だが桜庭は帯をつかみながらパンチを出し、決して客席を退屈させない。
6R、ついに勝負の時は来た。桜庭が執拗に繰り出す右ローが、確実にホイスの左ヒザを蝕んでいく。ついには負傷が激しく、自ら猪木アリ状態に入り戦意喪失状態。6R終了後、ホリオンがタオル投入し、歴史的決着がついた。グレイシー陣営も素直に負けを認め、桜庭と握手。

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速報レポート:井原芳徳  写真:井田英登


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