BoutReview: 2000.1.30 PRIDE-GP 開幕戦東京ドーム --- 2. 太刀光 vs グッドリッジ

2000.1.30 PRIDE-GP 一回戦東京ドーム

　第2試合　

太刀光

0'51"

ギロチンチョ－ク

ゲ－リ－・グッドリッジ

○

ツッパリは不発、剛腕の嵐に沈む

　
相撲甚句とともに入場する太刀光を、抜群の反応で見守る観衆。待ちうけるゲーリー・グッドリッジに対して、ドスコイとばかりに向かっていく。
アームレスリング世界チャンピオン vs相撲レスラー。
異種格闘技戦の中でも異色の組み合わせと言えるこの試合。
が、太刀光の張り手はアームレスラーの豪腕の前に無念にも散った。

開始のゴングと同時に太刀光は、がむしゃらに張り手を繰り出すが、いとも簡単にテイクダウンを奪われる。その後グッドリッジは、あっという間にサイドガードの体勢からギロチンチョークへ。
51秒ＴＫＯのあっけない結果。
吠え叫ぶグッドリッジの横でうなだれる太刀光であった。

（藤間敦子）

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取材：藤間敦子・山口龍・横森綾　　写真：井田英登