「美濃輪、連続秒殺で決勝進出。カーター、ライトルも順当勝ち」 観衆:2,300人(主催者発表/超満員) 【昼の部の結果表】
美濃輪がタックルで開始早々マウントを奪う。そこから足を取るが固執せずすぐさま腕に。逆十字固めがスムーズに決まり、一本勝ちで連勝。「9.24はトーナメント優勝するんで見にきてください!」と力強くマイクアピールした。
コーナーに押し込むカザウェイ。打撃の応戦からグラウンドに持ち込んだクリソストモが頭突きをしてしまい、イエローカード。これが響き、判定でカザウェイの勝利。
小幡は同じ道場の村上一成を引き連れ入場。ライトルが上段蹴りで仕掛けるもお互い譲らない。ライトルが小幡をコーナーに押し込み、倒し、マウントを奪う。グラウンドの攻防後、小幡がライトルから逃げて立ち上がるが、ライトルは肩固めの要領で小幡を捕まえ、その姿勢からコーナーを蹴ってグラウンドに再び持ち込む。そのまま腕を離さずフィニッシュ。
お互い目まぐるしい打撃の応酬。パンチの次にはバックスピンキックと技のオンパレード。カーターは膝蹴りの連打や下段蹴りからすかさずパンチと攻め込むも、疲労が見え始め、決定的な一打は出せず。判定でカーターの勝利。
当初デビッド・モアが99年1月19日の後楽園ホール大会(山田学 戦)以来1年半ぶりのパンクラス出場の予定だったが、椎間板ヘルニアのため欠場。代わってライトルと同じI.F.アカデミーのトニー・ロスが登場した。高江州は独特の構えから片足タックルに入るが、ロスは高江州の首を離さない。首をロックされたまま、腕を伸ばそうとお互いのグラウンドでの攻防が続く。結局腕は極まらず、延長戦へ。延長戦でも同様の攻防。僅差でロスが勝利。[本戦判定1-0(29-29,29-28,29-29)]
美濃輪がタックルするも逆にコーナーに押し込まれる。しかし、そこからパンチで形勢を逆転。片足を取って倒し、足を狙ってきっちりアンクルホールドを極める。美濃輪の圧勝。
打撃で試合開始、マウントをとったのは金沢だった。ここから激しい打撃の動の攻防から静のグラウンドの攻防へ。クリソストモがグラウンド状態の金沢に蹴りを入れてしまいイエローカードを貰うも、その直後、ストレートパンチでノックアウト。衝撃的な結末であった。
激しく打ち合う二人。久松がコーナーに押し込むも力が余りアウトサイド。カザウェイも膝蹴りで応酬するもアウトサイドになってしまいブレイク。始終同様な攻防が続き、延長戦へ。延長戦でも同様な攻防の中、久松がカザウェイのアンクルから逃げるために故意にロープの外に転がる。これでイエローカードを貰い、カザウェイの判定勝ち。[本戦判定1-0(30-29,30-30,30-30)]