太田浩史、矢野倍達に続く第3の刺客としてRJWが送り込んだのは五十嵐大介。フリースタイルレスリングをベースとした重量級の若手ホープである。東京農大時代までレスリングに励み、卒業後RJWに入門して以来コンバットレススリング等のアマチュア大会でも活躍している。今回パンクラスのリングで、初のプロ参戦を実現したが、対する窪田は年齢・体格ともに似ており好敵手だと言える。
開始早々スタンドで睨み合う両者。五十嵐は思い切ってタックルを仕掛けていくがアウトサイドブレイク。その後スタンドから激しく打撃を入れていく窪田に、五十嵐が若干疲労の色を見せ苦し紛れのタックルに。しかし冷静さを欠かない窪田が後ろに回り、横四方の体勢から一瞬の隙をついてアンクルを取る。五十嵐は顔を歪めて思わずタップ。RJW期待の第3の刺客は、もろくも玉砕させられた。