5回戦に昇格したばかりの池田と久しぶりの登場となる島野の対決。
開始早々からミドルを入れるや前進し、島野を下がらせる。島野はまわりながら落ち着いて、池田のジャブに合わせてコンビネーションで対抗。2ラウンドからは池田が
183センチの長身を生かした攻めを見せる。首相撲の場面でも上から抱え込み、膝を入れていく。絶えず前進してくる池田のラッシュに島野はカウンターを合わせようとするが苦しむ展開となった。5ラウンドにはお互いショートのパンチを打ちあい、ダウンの場面はなかったものの最後まで勢いが衰えなかった池田が判定勝ちを納めた。
島野が久しぶりの登場だったことを差し引いても、ラッシュ力を見せつけた池田の地力はかなりのもの。前回大会で鮮烈の5回戦デビューを飾った酒井秀信(REX
JAPAN)とともに、全日本ライト級をかきまわす存在になりそうだ。
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