2000.1.28 全日本キック「YOUNG GUN」北沢タウンホール |
第5試合 ウェルター級/3回戦 | |||||||
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やはり3R試合らしく、スタートと同時に激しい打ち合いを始める両者。特に積極的に前に出るのは金の方だ。伸びや切れは感じられないが、とにかく身体の力を前面に押し出して泥沼のような乱打戦に持ち込んでいくファイター・タイプといった印象。上地はガードが開き気味で、金が的確なパンチを出せばクリーン・ヒット出来そうなのだが、その金の方も一発一発の正確さに欠けるため有効打を奪うことができない。一方上地の方も、金のバランスの悪さを突いて相手の蹴り足を掴まえてマットに転がすような動きも見せるが、こちらも今一歩攻撃の決定力に欠ける。
結果、手数は多いが試合内容としてはやや緊張感に欠ける展開となった。そのためジャッジのポイントにも明確な差が現れず、この日唯一のドロー判定に終わった。
(高田敏洋)
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取材:高田敏洋・薮本直美・井原芳徳 |
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