ベルナルドは昨年末のK-1 World GP 2000決勝戦の直前に左足ふくらはぎ筋肉を断裂、ドクターストップとなり無念の欠場となった。それから約2カ月の今回の試合では、蹴りこそ少なかったものの、自慢の剛腕で天田を寄せ付けなかった。
1R、天田の右に合わせてベルナルドが左フックで1ダウンを奪う。2Rも左フックでダウンを奪い、その後もパンチで攻勢。3R天田がパンチのラッシュで追い詰めるが、ベルナルドが連続ダウンで反撃。天田が悔しそうな仕草を見せると歓声も湧いたが、4Rベルナルドがロー、ジャブで追い詰め、左フックでダウンを奪うと天田のセコンドがタオル投入。ベルナルドがK-1グランプリ欠場の雪辱を晴らした。