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k1 3.19 K-1 BURNING 2000(K-1JAPANシリーズ) 横浜アリーナ
第6試合 日本対世界強豪5vs5マッチ副将戦 K-1ルール3分5R
スタン・ザ・マン
(オーストラリア/フィッツロイ・スタージム)
5Rフルタイム
判定1−0ドロー
中迫 剛
(日本/正道会館)


老獪スタン、中迫のリベンジを許さず


  1年半ぶり登場のスタンだが、「彼は“Respect”を知らない。試合で私がそれを教える」と前日の記者会見では中迫に平手打ちを食らわせ一触即発の雰囲気の騒動を起こて話題を撒いた。この日の入場でもお馴染みの“バトルコアラ”(ぬいぐるみ)とベルトを持った金髪美女を引きつれて健在なところを示した。

 試合は1Rから左フックとローでスタンがペースを作る。中迫は単発のローを返すのみでなかなか自分の動きが出来ないが、2Rスタンの左を浴びつつも、「作戦だった」という左ミドルを脇腹に何発か打ち込むことに成功する。3Rアッパーの連打からラッシュしたスタンが中迫をロープに詰めるが中迫首相撲から膝蹴りで反撃。その後中迫のミドルでスタンが後退する場面もあったが終盤スタンが連打を浴びせる。4Rは中迫が膝蹴りからミドル連打、パンチも出るようになる。スタンはアッパーを中心としたコンビネーションで対抗。5R、中迫強引に首相撲に捕らえ膝を連打するがスタンパンチをボディに入れて振りほどこうとする。結局この攻防のままゴング。ジャッジはいづれの攻撃も有効と認めず、ドローの裁定を下す。

 試合後、スタンは判定に不満を表明。また中迫も「審判のブラインドで金的やバッティングがあった」とそれぞれ思い通りに行かなかった一戦を振り返った。


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レポート:新小田哲・井田英登  写真:井田英登

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