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k1 3.19 K-1 BURNING 2000(K-1JAPANシリーズ) 横浜アリーナ
第8試合 日本対世界強豪5vs5マッチ大将戦
W.K.A 世界ムエタイスーパーヘビー級タイトルマッチ K-1特別ルール3分5R 
王者
アンディ・フグ
(スイス/正道会館)
5Rフルタイム
判定2−0
挑戦者
武蔵
(日本/正道会館)
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鉄人、対日本人無敗8連勝を守る


  急遽WKA世界ムエタイスーパーヘビー級タイトルマッチとして認定されたこの1戦。ゴングと同時にフグがかかと落としやバックスピンといった足技の大技を次々と繰り出す。武蔵はしっかりと見えている様子だがそのかわり手が出ない。

 2Rになってもフグのバックブロー、後ろ回しといった大技攻勢が続く。武蔵も後ろ蹴りをヒットさせ、ローでバランスを崩させる。後半、ボディ中心にパンチの攻めを見せるがフグこれをガード。3Rは探り合いに終始、武蔵が右ボディから左ロー、また右ミドルを単発でヒットさせた程度。4Rになると足を使う武蔵に焦れたのかフグが何やら挑発するかのように叫びながら左ストレートからラッシュ、クリンチに逃げようとする武蔵だがフグ強引にパンチを連打し、ショートレンジからの左ストレートで武蔵の顔をのけぞらせる。5R、フグの挑発が露骨になり、ノーガードで武蔵に顔を突き出す。しかし武蔵は足を使うのをやめず打ちあわない。フグこれを追いかけてロー、パンチで前進するが、これといった山場はみられないままゴング。

 試合後、勝者のフグは「もっと武蔵に前に出てきて欲しかった」と話し、同時に「目標はあくまで年末のグランプリ。今日は昨年のトーナメントで怪我をして以来の一戦で、そこに価値がある」とあくまで無理をしなかったことを告白。
 一方の武蔵は、「強敵との試合が続いて集中できない部分があり、痛めていた左足親指の軟骨を試合前に壊してしまった」と詰め切れなかった理由を語った。


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レポート:新小田哲・井田英登  写真:井田英登

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