1R序盤ホイラーがタックル。村浜は切るが、バックを取られると首を狙われる。あわや秒殺か?という展開で何度かシュートサインも出されたが、村浜は約8分間耐えきり、場内からは驚嘆の声が上がる。残り30秒でホイラーが腕十字を狙うが、村浜は即座に反応し上を制すとパンチを落とし攻勢に転ずる。ラウンド終了のゴングが鳴ると、スリリングな展開に大歓声が巻き起こる。
2R前半は村浜が得意の立ち技で攻勢。ホイラーにフックを当てあわやダウンかというシーンも。寝技になってもホイラーに攻めさせず、スタンドに戻りホイラーのタックルを何度も切ったところで試合終了。
結果はドローだが、グラップリング技術でキャリアの乏しいはずの村浜が、同体重では無敵とも評されるホイラーとほぼ互角に渡り合ったことは特筆に値するだろう。
試合後村浜はリング上でマイクを持ち、共にスパーリングを積んできた金泰泳に感謝の言葉を述べ、さらにこれからも格闘技の試合に臨んでいく意志を表明した。
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