NKB統一ランキング決定トーナメントニュース
=================================================================== 「NJKFフライ級王者佐々木功輔、NJKFバンタム級王者桜井洋平が王座返上」 =================================================================== フライ級王者佐々木功輔、バンタム級王者桜井洋平の王座返上が発表された。両者とも減量苦による階級アップがその理由で、今後は階級を上げて戦っていくことになり、トーナメントにも佐々木がバンタム級、桜井がフェザー級で参戦する。 また、NJKFは両者の実績を考慮して佐々木をNJKFバンタム級王者に認定し、桜井をNJKFェザー級2位にランクインさせた。しかし今後はNKB統一ランキングを優先して行くため、防衛戦などは行わない。 従って、本誌でも佐々木、桜井の両選手の肩書きを紹介する時は佐々木を「前NJKFフライ級王者」桜井を「前バンタム級王者」と表記していく予定。
=================================================================== 「NKB統一王者がムエタイ対抗戦」 =================================================================== 9月8日から始まるNKB統一ランキング決定戦において、統一王者決定後、王者になった6階級それぞれの選手に対して、2〜3ヶ月以内にムエタイ強豪選手との6対6マッチを予定しているとのこと。
=================================================================== 「NKBトーナメントに青葉繁が参戦」 =================================================================== 前NJKFウェルター級王者青葉繁のNKBトーナメント参戦が決定した。 青葉は昨年11月大会で、松浦信次(東京北星)にKO負けして王座陥落して以来の復帰。 所属の仙台青葉ジムはNJKFから離脱、フリーとしてMAなどに参戦中だが、青葉は独自にNJKFで活動を続けていく模様。 なお、青葉のエントリー階級はミドル。また、リングネームも変更予定とのこと。
=================================================================== 「NKBトーナメント・バンタム&ライト級スタート・本誌予想付」 =================================================================== バンタム級(14名エントリー) 不動の大本命は前NJKFフライ級フライ級王者・佐々木功輔(北流会君津)。日本よりもむしろタイを主戦場としており、世界一層の厚いタイ軽量級の中で揉まれながら着々と実績を積み上げ、今やルンピニーの常連となった。 日本のリングでもムエタイの現役ランカーと互角に渡り合うファイトを見せるなど、90年代以降の日本人キックボクサーとしては、武田幸三に次ぐ実績の持ち主と言っていい。 佐々木は7月大会後にフライ級王座を返上。フライ級でもどちらかと言うと小柄の部類に入るだけに体格で不利と思われがちだが、一階級上のバンタム級1位だった中島昇(引退・当時大和)をKOし「戦っているレベルが違う」と言い切ったのは記憶に新しい。 この「小さくても凄い奴」を誰が止めるか。その結果によってはこのトーナメントの行方のみならず日本の軽量級シーンまでも左右することになりそうだ。 最初の挑戦者となりそうなのはは日本キック連盟(以下連盟)バンタム級王者の尾崎英樹(ピコイ錦)か、それともNJKFバンタム級3位の山本恭太(大和)のどちらかだろうが・・・。 反対側のブロックからはNJKFバンタム級2位の新美友恒(大和)が格から言って順当だろうが、3回戦で興味深いホープ対決が見られそうで楽しみ。NJKFバンタム級4位の藤原国崇(拳之会)と同フライ級3位の押川童子丸(キング)。どちらも未来のチャンピオン候補と将来を嘱望されていたが、進境著しい両者だけに一気に主役の座を奪っていってしまうかもしれない。
<本誌予想・大本命不動> ◎佐々木功輔 ○藤原国崇 ▲新美友恒 注押川童子丸
増倉敦士(NJKF・一心館)─────┐ ├┐ 獅子丸修平(NJKF・小国)─────┘├┐ 押川童子丸(NJKF・キング)─────┘│ ├┐ 藤原国崇(NJKF・拳之会)──────┐││ (9/8に対戦)├┘│ 深山俊明(KーU・截空道)──────┘ │ ├┐ 中村保成(NJKF・ウィラサクレック)─┐ ││ (9/8に対戦)├┐││ 中野智則(APKF・パシフィック)───┘├┘│ 新美友恒(NJKF・大和)────────┘ │ │ 中村誠司(日本・福岡リアルディール)┐ │ ├┐ │ 弘中史樹(NJKF・ウィラサクレック)─┘├┐│ 尾崎英樹(日本・ピコイ錦)──────┘││ ├┘ 山本恭太(NJKF・大和)───────┐ │ ├┐│ 海老沢朋和(日本・平戸)──────┘├┘ 佐々木功輔(NJKF・北流会君津)────┘
ライト級(12名エントリー) 実力者が揃ったライト級。誰が優勝してもおかしくない、予想の難しい顔ぶれとなった。(下のトーナメント表の)上のブロックを見ると、NJKF9月大会で早速NJKF3位の”首相撲アリ地獄変”ソムチャーイ高津(小国)と6位”ブラッディ・クロス”飯田誠一(町田金子)が1回戦で激突。これをクリアすると2位の”ショットガン”笛吹丈太郎(大和)が待っている。 下のブロックではK-U2位の”タイマー付スナイパー”高野洋一(神武館)とNJKF4位”リングのジキルとハイド”野崎勇治(東京北星)がいきなり1回戦で当たる。勝った方がNJKFライト級1位の”キック界のキムタク、もといカノタク”狩野卓(上州松井)と対戦するが、狩野は昨年5月の石毛慎也(東京北星)戦以来の長期ブランク明けだけに、どこまで復調しているかが大きなカギ。 この間隙を縫って他の選手がどこまで上がってこれるか。注目はNJKF5位のAVIS01(小国)と連盟の山田大輔(杉並)のホープ2名。典型的小国スタイルで急成長してきたAVIS01は既にファンクラブまである人気者。山田は荒さが目立つが試合で一度は必ずダウンを奪う豪腕の持ち主。両者は1回戦を無事クリア出来れば2回戦で対戦する。
<本誌予想・5強並立つ混戦> ◎笛吹丈太郎 ○狩野卓、ソムチャーイ高津 ▲野崎勇治 注高野洋一
柿沼善行(APKF・誠)────┐ ├┐ 高野義章(NJKF・健心塾)──┘├┐ 笛吹丈太郎(NJKF・大和)───┘│ ├┐ ソムチャーイ高津(NJKF・小国)┐││ (9/8に対戦)├┘│ 飯田誠一(NJKF・町田金子)──┘ │ │ 狩野卓(NJKF・上州松井)───┐ │ 高野洋一(KーU・神武館)──┐├┐│ (9/8に対戦)├┘││ 野崎勇治(NJKF・東京北星)─┘ ││ ├┘ AVIS01(NJKF・小国)────┐ │ ├┐│ 川上恵太(APKF・みなみ)──┘││ ├┘ 山田大輔(日本・杉並)───┐│ ├┘ 山中貴仁(NJKF・大和)───┘
----(新小田)
|