BoutReview
記事検索 by google
news

[シュートボクシング] 7.7 横浜文体 (全カード):アターエフの相手が変更

シュートボクシング "World Tournament S-cup 2002" 7月7日(日)横浜文化体育館

※大会の模様はJスカイスポーツにて8月から放送されます(初回は1日(木)22:00〜24:00 Jスカイ3にて。以降リピート放送あり)

▼ (7/6 up) 出場選手が一部変更となった。S-CUP出場選手では、ロシアのボブチャンチン軍団のアンドレイ・スタチバン(DRAKA世界Sミドル級王者)が同軍団のユーリ・グディマ(DRAKA世界ミドル級王者)に、フランスのオートテンションジムのママドゥ・マガッソウバ(ケージファイト70kg級世界王者)が同ジムのタリック・ベンフキー(WPKA世界Sウェルター級王者)に変わった。
 またワンマッチでも、ヴォルク・アターエフの相手がカーロス・バヘットからクリス・ブランコ(カナダ/カナディアン柔術王者)に、雷暗暴の相手がネイル・スウェイルズ(オーストラリア/IAMTFミドル級欧州3位)からタイ帰りの阿部勝(クロスポイント)に、宍戸大樹の相手がオランダ・リンホージムのレオン・ビルゼン(WPKLライト級オランダ王者)から同ジムのロナルド・ウルフス(WPKLライト級ヨーロッパ王者)に変更されている。
 オープニングマッチに出場するしなしさとこの相手は吉住絹代(東京元気大学GGG)に決まった。

アターエフ&緒形の相手決定

▼ (6/19 up) 全カードが決定した。リングス・ロシアのヴォルク・アターエフは、ブラジリアン・トップチームのカーロス・バヘットとKOKルールで対戦。緒形健一はオーストラリアの総合格闘技大会「スパルタン」のミドル級王者・ナーコウ・スパインと対戦する。オープニングマッチにはしなしさとこが登場し、女子初のリングスルールで戦う。しなしはスマックガール等で活躍するサンボの強豪で、シーザージムで打撃を練習している縁から今回の出場となった。
 なお、トーナメントの土井広之の相手が、サミー・スチアボー(フランス/ブシドーMAA/ゴールデントロフィ70kg級王者)からママドゥ・マガッソウバ(フランス/オートテンション/ケージファイト70kg級世界王者)に変更された。

S-CUP組合せ決定

▼ (6/7 up) 世界立技最強決定トーナメント・S-cupの組合せが5月31日、都内での記者会見で発表された。シュートボクシング(SB)協会のシーザー武志会長が「正直『ヤバいな』と思うぐらい強い選手ばかりが揃った」と語る通り、知名度は低いが皆そうそうたる経歴を持つ。

ダニエル・ドーソン(豪州/WMTA世界Sウェルター級王者)vs. 後藤龍治(日本/SB日本Sミドル級1位)
ジョン・イーゴ(中国/散打70kg級世界王者) vs. アンドレイ・スタチバン(ロシア/DRAKA世界Sミドル級王者)
マヌエル・フォンセカ(ブラジル/シュートボクセ/ストームムエタイ王者) vs. アンディ・サワー(オランダ/WKA世界Sウェルター級王者)
サミー・スチアボー(フランス/ゴールデントロフィ70kg級王者) vs. 土井広之(日本/SB世界ウェルター級王者)

 ドーソン(写真右から2人目)は既にSBではお馴染みの選手。5月のK-1ワールドMAXに出場したシェイン・チャップマンにも過去3度KOで勝っており、K-1の出場のオファーもあったが、ドーソンは「K-1より将来大きくなる」と考えるS-cupの出場を選択した。対する後藤(写真右端)も2月のK-1ワールドMAX日本予選に出場し魔裟斗と激闘を繰り広げたが、本来の技術が活きるのはやはりSBのルール。後藤は「秒殺することしか考えていない。キックボクシング、サムライルール、グラントロフィーと色んな戦いをしてきたが、全てS-cupのためにやってきた。これぞSBと言えるスタイルのファイトを見せたい」と意気込みを語った。シーザー会長も「(一回戦を戦って)傷付く前に二人を戦わせたかった」という期待のカードで、土井広之(写真中央)も「ドーソンと後藤の勝者が決勝に上がってくると思う」とマークしている。
 PRIDEミドル級王者・ヴァンダレイ・シウバが所属するシュートボクセから参戦するフォンセカは、35戦2敗2分という凄い戦績を誇る。シュートボクセの打撃の威力は、既にSBマットでも実証済みだ。対するサワーはK-1ワールドMAX優勝のアルバート・クラウスの兄弟子で、当初K-1に出場を予定していたという。諸事情によりクラウスが参戦したが、クラウスが「自分より強い」と絶賛する実力者だ。
 散打のジョンとドラッカのスタチバンの対決も楽しみだ。シーザー会長も「K-1は投げが無いルールなので、散打の選手にはかわいそうだった。SBのルールなら生きた散打を見せることができる」と語り、同じく投げありのドラッカなら噛み合った試合となるだろう。
 そしてSBのエース土井は、フランスの道衣着用の総合格闘技・ゴールデントロフィの王者・スチアボーと対戦。土井は「生っ粋のシュートボクサーは僕しかいないので、僕が優勝すべきだと思っている」と堂々と語った。
 5月のK-1ワールドMAXを多分に意識したといえるラインナップで、シーザー会長も「S-cupとK-1の優勝者を戦わせるのもいいかと思う」と提案。内容でもK-1に負けない激戦が繰り広げられそうだ。

リングス、修斗からも強豪が参戦

▼トーナメントの合間に行なわれるワンマッチのカードは未定だが、主な出場選手は決まっている。シーザー会長と親しいリングスの前田日明代表の協力で、リングス認定試合を数試合行なうことが正式決定。リングス・ロシアからは強烈なパンチの破壊力を誇るヴォルク・アターエフが参戦。まだ調整中だが高阪剛とも交渉しているという。ただし参戦したとしてもアターエフと戦う可能性は無いとのこと。
 そして昨年リングスに乗り込み総合ルールに初挑戦しながら無惨に敗れてしまった緒形健一(写真左から2人目)が、再び総合に挑戦する。緒形は「SBの名を汚してしまったので取り戻したい。次に負けたら人生にタップするようなもの。噛み付いてでも勝ってやろうと思っている」と雪辱を誓った。シーザー会長も「緒形にはどうせなら強いのとやらせたい」と話しており、緒形に花を持たせるようなマッチメイクはしないつもりだ。
 他にも修斗ウェルター級2位の雷暗暴(ライアン・ボウ:写真左端)のSBルール初挑戦が決定。雷暗の打撃技の破壊力には定評があり、一昨年に現修斗ウェルター級王者の五味隆典と対戦した時には、敗れはしたものの、膝蹴りで五味の眼下底の骨を折り病院送りにしたほど。長年シーザージムに通った縁で念願のSB参戦を果たす雷暗は、「修斗のランカーらしい強さを見せたい。投げでKOできれば最高」と笑顔で語った。(井原芳徳)

▼(5/1 up)世界のチャンピオン総勢8名による“立ち技バーリ・トゥード”最強決定トーナメント、S-Cupが開催される。キックボクシングに投げ技、絞め技、関節技を加味し、“立ち技バーリ・トゥード”という独自のジャンルを確立しつつあるシュートボクシング。ここ数年間の活動の集大成となるような大会だ。
 日本代表は今やSBのエースとして定着した土井広之と、K-1ワールドMAXでも大活躍した後藤龍治が決定。オーストラリア代表として強豪・ダニエル・ドーソンが出場する。ヴァンダレイ・シウバでお馴染み、ブラジルのシュートボクセからも参戦する予定だ。
 トーナメント以外では、緒形健一のリングス出場以来の総合格闘技ルール挑戦が決まっている。

シュートボクシング "S-cup World Tournament 2002"
2002年7月7日(日)神奈川・横浜文化体育館
開場・15:00 開始・16:00


第1試合 オープニングマッチ ミックスドルール 5分3R
しなしさとこ(日本/AACC)
吉住絹代(日本/東京元気大学GGG)

第2試合 SB公式戦エキスパートルール 3分5R
YU IKEDA(日本/湘南ジム/SB日本ヘビー級5位)
ネイサン・コーベット(オーストラリア/IAMTFライトヘビー級欧州王者)

第3試合 S-cupトーナメントルール 一回戦 (1) 3分3R
ダニエル・ドーソン(オーストラリア/ブンチュウジム/WMTA世界Sウェルター級王者)
後藤龍治(日本/STEARTH/SB日本Sミドル級1位)

第4試合 S-cupトーナメント 一回戦 (2) 3分3R
郭 裕蒿[ジョン・イーゴ](中国/中国武術協会/散打70kg級世界王者)
ユーリ・グディマ(ロシア/ボブチャンチン軍団/DRAKA世界ミドル級王者)

第5試合 S-cupトーナメント 一回戦 (3) 3分3R
マヌエル・フォンセカ(ブラジル/シュートボクセ/ストームムエタイ王者)
アンディ・サワー(オランダ/リンホージム/WKA世界Sウェルター級王者)

第6試合 S-cupトーナメント 一回戦 (4) 3分3R
土井広之(日本/シーザージム/SB世界ウェルター級王者)
タリック・ベンフキー(フランス/オートテンション/WPKA世界Sウェルター級王者)

第6試合 シュートボクシングエキスパートクラスルール 3分5R
雷暗 暴(日本/フリー/修斗ウェルター級2位)
阿部 勝(日本/クロスポイント)

第7試合 シュートボクシングエキスパートクラスルール 3分5R
宍戸大樹(日本/シーザージム/SB日本Sライト級チャンピオン)
ロナルド・ウルフス(オランダ/リンホージム/WPKLライト級ヨーロッパ王者)

第8試合 S-cupトーナメント 準決勝 (1) 3分3R
一回戦 (1) の勝者 vs. 一回戦 (2) の勝者

第9試合 S-cupトーナメント 準決勝 (2) 3分3R
一回戦 (3) の勝者 vs. 一回戦 (4) の勝者

第10試合 リングスKOKルール 5分3R
ヴォルク・アターエフ(ロシア/リングス・ロシア)
クリス・ブランコ(カナダ/カナディアン柔術王者)

第11試合 リングスKOKルール 5分3R
緒形健一(日本/シーザージム/SB日本Sウェルター級チャンピオン)
ナーコウ・スパイン(オーストラリア/ブンチュウジム/SPARTANミドル級王者)

第12試合 S-cupトーナメント 決勝 3分3R
準決勝 (1) の勝者 vs. 準決勝 (2) の勝者


<チケット料金>(税込み)
SRS席 \20,000/RS席 \15,000/SS席 \10,000/S席 \7,000/A席 \5,000/B席 \4,000

<チケット発売日> 5月18日より発売中

<チケット販売所>
チケットぴあ   Tel. 03-5237-9999
ローソンチケット Tel. 03-5537-9999
CNプレイガイド Tel. 03-5802-9999
ワールドスポーツプラザKINGS Tel. 03-3462-1001
シュートボクシング協会 Tel. 03-3843-1212

<お問い合わせ> シュートボクシング協会 Tel. 03-3843-1212

Last Update : 07/06

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | NEWS | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | SHOP | STAFF

Copyright(c) 1997-2002 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。

編集部メールアドレス: ed@boutreview.com