[MAキック] 3.30後楽園で 60kg以下日本一決定ワンデートーナメント開催!
================================================== マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 "KING" COMBAT-2002 Kick Boxing 60kg tournament 2002年3月30日(土)東京・後楽園ホール ================================================== MA3月大会で、MA、全日本、J-NET、シュートボクシングの4団体とフリー系ジムのトップ選手が集った60キロ以下のワンデー・トーナメント「COMBAT-2002」が開催されることになり、この日北沢タウンホールで参加選手出席の記者会見が行われた。 MAは1昨年3月20日と5月26日に行われた55キロ以下トーナメント「COMBAT-2000」を開催しており、ラビット関が優勝している。この時は3月大会で1回戦、5月大会で準決勝、決勝と2大会で行われたが、今回は「各団体のトップ選手が参加するので、スケジュールを考慮して」1日で一気に決勝まで行われることになった。 組み合わせは公開抽選の形で行われ、以下のように決定した。第1試合と第2試合の勝者、第3試合と第4試合の勝者がそれぞれ準決勝で対戦する。 COMBAT-2000の時は山口元気が負傷で棄権、決勝が行われずやや消化不良だっただけに、より過酷となったワンデー・トーナメントでは選手の怪我が気になるが、どの組み合わせもファン垂涎の黄金カードばかり。主催者するMAの山木敏弘理事長は「60キロ以下というのは日本人の最も層の厚いクラス。優勝者にはラジャの現役ランカーと戦う権利を与える。各団体の60キロ以下のトップ選手が集ったこのトーナメントに優勝した選手が日本一にふさわしい。意地とプライドをかけた、壮絶なバトルに期待したい」と語った。
<ルール> ・1ラウンド3分の3ラウンド方式。3Rで引分の場合は、1Rの延長戦を行う。 ・準決勝、決勝で棄権者が出た場合、その選手に敗れた選手が代わりに出場する。KOや負傷などで代理出場が不可能と判断された場合はリザーバーが出場する。 ・リザーバーはラビット関(MA/山木)、木村允(MA/土浦)、五十嵐幹志(J-NETWORK/ソーチタラダ)、高島義幸(習志野)の4選手。
<トーナメント表> ※等幅フォント(OSAKAやMSゴシック)でご覧ください
花戸忍───┐ ├─┐ 大宮司進──┘ │ ├┐ 梅下湧暉──┐ ││ ├─┘│ F・前沢──┘ │ ├優勝 増田博正──┐ │ ├─┐│ 大月晴明──┘ ││ ├┘ 及川知浩──┐ │ ├─┘ 小石原勝──┘
1回戦第1試合 花戸忍(MAスーパーフェザー級1位/東金) 大宮司進(日本スーパーフェザー級/シルバーウルフ) 昨年5月のデビュー以来連戦連勝の快進撃を続けている、モンゴルからやってきた留学生ファイター花戸と、魔娑斗のジムメイトで、独自の活動を続けているシルバーウルフの大宮司の異色対決。花戸は極真モンゴル王者で、シャープなパンチとパワフルな蹴り技の持ち主。大宮司は渡タイ経験も豊富なテクニシャン。
花戸(写真左)コメント「がんばります。(1回戦の相手の大宮司は)試合を見ていないのでわからない。」 マークする選手:「試合を見たことのない選手ばかりなので・・・。みんな同じくらい強いと思う。」
大宮司(写真右)コメント「増田選手、前沢選手、それに以前引き分けているので梅下選手と戦いたい選手がいるので、みんな倒して優勝したい。」 マークする選手:「1回戦の相手。」
1回戦第2試合 梅下湧暉(日本フェザー級/谷山) ファイティング前沢(MAスーパーフェザー級王者/土浦) 優勝候補の一角、スピードと切れ味鋭い攻撃力を誇るMAスーパーフェザー級王者前沢の緒戦は過去に勝利している梅下。しかし梅下もこの一戦に懸けている様子で、油断は出来ないだろう。
梅下コメント「私の所属する谷山ジムが6/20に主催興行を行う予定なので、その時の為にも、後輩たちの為にも勝ちたい。これは自分ひとりの戦いではない事を肝に銘じたい。」 マークする選手:「前沢選手とは一度対戦して負けているのでリベンジしたかった。対策は頭にある。トーナメントだからといってペース配分は考えていない。1回戦に命を燃やす。」
※ファイティング前沢は当日、風邪で欠席。代わって土浦ジム・山本会長がコメント。 「MAのチャンピオン、代表として一生懸命頑張って、ぜひ優勝したい。」 マークする選手:「あえて言えば増田選手」
1回戦第3試合 増田博正(J-NETフェザー級王者/ソーチタラダ) 大月晴明(全日本フェザー級3位/REX JAPAN) 実績ナンバー1、優勝候補筆頭のJ-NET王者増田は1回戦で全日本キックのハードパンチャー、大月と対戦。大月は戦績のほとんどが1RKO勝利という恐るべき速攻型ファイター。怪我で長期欠場からの復帰戦となるが、1回戦をクリアすれば一気に優勝してもおかしくはない実力を秘めている。1回戦屈指の好カード。 増田(写真右)コメント「自分の為に開いてくれた大会。優勝してムエタイに借りを返したい。」 マークする選手:「前沢選手と大宮司選手。」
大月(写真左)コメント「60キロ以下は自分のベスト体重。全試合KOで優勝する。全員力でねじ伏せる!」 マークする選手:「前沢選手が一番強いので、やってみたい。」
1回戦第4試合 及川知浩(SBフェザー級4位/龍生塾) 小石原勝(MAライト級2位/習志野) シュートボクシングの新鋭、及川は高いKO率を誇る。実績と知名度では他の7選手に劣るが、パンチを得意とする選手だけにこういう一発勝負型のトーナメントでは何が起こってもおかしくない。小石原は豊富なキャリアと確かなムエタイ技術を持ち、強力なミドルと首相撲で充分に優勝を狙える存在。
及川(写真左)のコメント「錚々たるメンバーに選ばれて光栄に思う。選ばれたからには優勝する。」 マークする選手:「名前とキャリアのある選手ばかりなのでライバルとかは考えていない。」
小石原(写真右)のコメント「こういう陽の当たる場所に出られて嬉しい。出たからにはもちろん優勝する。」 マークする選手:「特にいない。」
Last Update : 01/13 01:33
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