[全日本キック] 野良犬・小林 vs. 優等生・金沢、1.4 後楽園に向け心理戦
 ALL JAPAN KICKBOXING 2002 1st.BOUT "KICK MIND"
2002年1月4日(金) 東京・後楽園ホール 17時開場 18時開始
▼（12月21日掲載情報）17日・東京・お茶の水の東京ガーデンパレスで300万円プライスマッチ・小林聡 vs. 金沢久幸の調印式が行われた。会見でペースを握ったのは小林。「野良犬」の異名通り終始ぶっきらぼうな小林の挑発に対し、ハキハキした口調で優等生的な受け答えをする金沢という両者のコントラストが印象的だった。1月4日に向け、既に心理戦は始まっている。（井原芳徳）
−−両選手にこの試合に賭ける抱負を語っていただきます。
小林聡「（金沢に）これ以上つきまとわれたくないんで。選手生命賭けてこの試合にのぞんでくれなければ、俺はやりません」
金沢久幸「小林選手の言う通り、選手生命、命を賭けて戦わせていただきます。目が失明しても耳が聞こえなくなっても構わない。もう一度言いますが、私は命を賭けてこの試合をやらせていただきます」
−−両ジムの代表にはこの試合に対する思いを語っていただきます。
藤原敏男・藤原ジム代表「お互いの力を100パーセント出してぶつかってほしいです。」
清水潤也・TEAM-1代表「マスコミ・関係者の皆様は金沢久幸が圧倒的不利という考えをお持ちでしょう。残り少ない日の間に、たくさんそのような記事を載せていただきたいです。うちの金沢は圧倒的不利と言われてる時ほど燃えてくれます。サッダム戦の時もそうでしたけれども必ずそういう時にこそ勝ってくれます」
＜調印の後、質疑応答＞
−−現在のコンディションはどうですか？
小林「調子はいつも悪いです」
金沢「調子はいつも絶好調です。今回も1月4日、インフルエンザにかからないようにちゃんと予防接種も済ましてきました」
−−それぞれ2年前の自分と今の自分とで変わったところはどこですか？
小林「変わったところ？ 傷が増えたところですかね」
金沢「2年前は小林選手を下と見てナメていたところがありましたので、その反省を踏まえて、今回は本当に選手生命をかけて挑む、そこが自分の変わったところですね」
（しばしの沈黙を割るように小林が話し始める）
小林「あと一言だけすみません。今度の試合が終わったら、いつものように言い訳しないで欲しいですね」
−− ．．．それについて金沢選手は？
金沢「そうですね。そのとおりしないといけないと思いますね。」
−−300万円を総取りした時の使い道を教えてください。
小林「公表できないから内緒です」
金沢「そうですね。会長とも相談しまして、今の自分があるのは、昔いろんな問題がありまして、隣に一緒にいてくれます清水会長のおかげでTEAM-1というジムを立ち上げることができました。それだけのお金ががあれば、TEAM-1を大きくできると思いますので、自分のためも含めて、300万を使いたいと思います」◆◆◆
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ライト級王座決定戦 林亜欧 vs. 浜川憲一
▼（12月21日掲載情報）全日本ライト級王座決定トーナメント準決勝は、選手の負傷欠場が重なったため、上位2選手の林亜欧と浜川憲一による王座決定戦に変更された。
▼（12月11日掲載情報）カードが一部変更となった。全日本ライト級王座決定トーナメント準決勝は、酒井秀信(REX JAPAN／１位)がコンディション不良により欠場のため、島野智広（不動館／7位）が出場。トーナメント組み合わせも変更となった。また、11月30日大会のLightning全日本ライト級3Rトーナメント優勝者の藤牧孝仁（はまっこムエタイ）も、コンディション不良のため欠場となる。
来年初興行のメインはファイトマネー300万円総取りマッチ
▼（11月22日掲載情報）全日本キックボクシング連盟の来年１月大会の概要が発表された。
なんといっても目玉はメインイベント。ファイトマネー勝者総取りの「300万円プライスマッチ」となるこのカードは”３度目の因縁”小林聡（藤原）対金沢久幸（TEAM-1）。2年ぶり3度目の対決となる。小林は今年9月7日にテーパリット・シットクグォンイム(現ラジャダムナン・ライト級王者)、金沢は6月17にサッダム・ギャットヨンユット(現ラジャダムナン・ライト級1位)にそれぞれＫＯ勝利しているだけにこれまでの対決とはまた違った展開が期待される。
メインイベント \3,000,000プライスマッチ/62.5kg契約5回戦
WKA世界ムエタイ・ライト級王者
WPKC世界ムエタイ・ライト級王者 WPKC世界ムエタイ・スーパー・ライト級王者
小林聡(藤原) 対 金沢久幸(TEAM-1)
セミファイナル 全日本ライト級王座決定戦/5回戦
同級1位 同級2位
林亜欧（S.V.G.） 対 浜川憲一(作真会館)
第６試合 日本・韓国国際戦 53.5kg契約/5回戦
全日本バンタム級王者 韓国ムエタイ協会バンタム＆フライ級王者
安川賢（S.V.G.） 対 ソー・ゾンウー（徐正宇／韓国）
第５試合 全日本フェザー級ランキング戦/５回戦
同級1位 同級5位
竹村健二(名古屋J・Kファクトリー) 対 工藤正泰（RIKI）
第４試合 スーパーフェザー級/３回戦
デンジャー高山(TEAM-1) 対 上杉武信（藤原）
第３試合 ウェルター級/３回戦
TETSU（大誠塾） 対 山内裕太郎（作真会館）
第２試合 バンタム級/３回戦
藤原正起（S.V.G.） 対 佐手康人（RIKI）
第１試合 ライト級/３回戦
英二ふたたび（藤原） 対 湟川満正（作真会館）
※出場選手は怪我などにより変更となる場合がございます。
料金：ＲＳ席 ￥10,000（完売）
Ｓ席 ￥ 7,000
Ａ席 ￥ 5,000
Ｂ席 ￥ 3,000
一般立見￥ 3,500（当日のみ)
（当日料金は1000円アップ）
発売日：12月1日(土)
先行発売：11月30日(金)後楽園大会・グッズ売場
発売所：チケットぴあ ０３−５２３７−９９９９
後楽園ホール ０３−５８００−９９９９
全日本キック電話予約 ０３−３３６５−１１７１
この大会チケットはBoutReviewONLINE-SHOP でも12月1日より12月25日まで発売
問い合わせ：全日本キック ０３−３３６５−１１７１
Last Update : 12/21 17:10
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