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[シュートボクシング]11.20後楽園でシュートボクセと対抗戦(会見)

▼シュートボクシング(SB)11月20日・後楽園ホール大会を控え、18日・都内のシーザージムで記者会見が開かれた。同大会の目玉はなんといってもブラジル・シュートボクセとの対抗戦。メインでダニエル・シウバ(写真右)を迎え撃つ緒形健一(写真左)は「立ち技で強いのがSBであることをはっきりとした形で証明したい。相手はメッカVT(シュートボクセがブラジルで主催するバーリ・トゥード大会)での試合しか見てないけど、ガンガン打ってくるところに荒さが見えたので、そこを狙って倒す。(3分5Rの新ルールについて)スタミナ配分がいつもと違うから考えないと」と語った。対するダニエルも「KOを期待してほしい」を意気込んでおり、ツーショットの撮影ではまるでヴァンダレイのように緒形から目を離さなかった。
 またダニエル・ドーソンとキックルールで対戦する土井広之は、来年のK-1ミドル級GPを出場辞退することになったものの、「(小比類巻、緒形を倒した)ドーソンに勝ったら、僕が日本ミドル級最強になると思う」と今回の試合に賭ける意気込みを示した。シャノン・F16・フォレスターと対戦する宍戸大樹は、「相手がキャリアは上だけど、SBルールでなら僕が勝たないといけない」と語っていた。

立ち技バーリ・トゥードのトーナメント開催へ

▼シュートボクシング協会のシーザー武志会長が18日の会見で、立ち技バーリ・トゥードの世界トーナメントを来年開催することを発表した。シーザー会長は横浜文化体育館での開催を検討しているとのこと。「K-1、PRIDEに次ぐ第三の波にしたい」と意気込んでいた。なお来年のK-1ミドル級GPの該当選手である緒形健一と土井広之は、立ち技バーリ・トゥード大会に専念するため、K-1出場を辞退することになった。

シュートボクセと対抗戦!

▼(10/18掲載記事)シュートボクシングの11月20日・後楽園ホール大会は、ブラジルのシュートボクセとの対抗戦がフューチャーされている。ヴァンダレイ・シウバ、アンデウソン・シウバらのムエタイをベースにしたアグレッシブな戦法は、PRIDE・修斗など総合格闘技で猛威を振るっている。シュートボクシングと名前が似ていることで対戦を熱望する声が上がっていたが、9月24日のPRIDE.16のために大挙来日していたシュートボクセの面々が翌日の9.25後楽園大会を観戦し、その後対抗戦が正式決定した。シュートボクセ勢のうち前田辰也と対戦するオズマ・ディアスはオズマール・ディアス・フェルナンデスの名前で5月1日のプロ修斗後楽園大会に出場した。戸井田カツヤ相手に全く打撃を出せないまま腕ひしぎ十字固めで秒殺されたため、打撃の実力は未知数だが、ヴァンダレイらの実力を考えれば決してあなどれない選手たちと推測できる。(写真:9.25後楽園終了後のリングサイドで対抗戦を約束。右よりフジマール・フェデリコ・シュートボクセ会長、シーザー武志・シュートボクシング協会会長、ヴァンダレイ・シウバ、ブッカーの川崎浩市氏)
 対抗戦以外にも外国人強豪が多数来日。今やシュートボクシングのエースの座が定着した土井広之は、キックルールでダニエル・ドーソンと対戦。ダニエルは1月12日のウルフレボリューションで小比類巻貴之を変則的なコンビネーションで翻弄し判定勝ちした選手だ。
 なお今大会より新ルールが採用される。これまで幾度かの調整を重ね、定着していた公式戦ルールだが、シュートボクシングをより世界的に発展させる為にという狙いから、以下のように改正し、今大会より採用することが決定した。

<ラウンド制>
旧:5分→4分→3分の3ラウンド制。決着がつかない場合は、1回目2分、2回目1分の計2回の延長。
新:3分5ラウンド制。決着がつかない場合は、決着がつくまで無制限ラウンドの延長。完全決着ルール。

<各階級の呼び名>
通常のボクシング同様の呼び名に変更
・オウル級→Sバンタム級  ・カーディナル級→Sフェザー級 ・シーガル級→Sライト級 ・Sシーガル級→ウェルター級 ・ファルコン級→Sウェルター級  ・ホーク級→Sミドル級


SHOOT BOXING "Be a Champ 4th. stage"
2001年11月20日(火)東京・後楽園ホール
開場:17時30分 開始予定:18時30分

シューボクシング vs. シュートボクセ対抗戦 3分5ラウンド
SB Sウェルター級王者  ブラジル・メッカバーリトゥード王者
緒形健一(シーザー) 対 ダニエル・シウバ(ブラジル/シュートボクセ)

シューボクシング vs. シュートボクセ対抗戦 3分5ラウンド
SB ライト級王者    ブラジリアンムエタイ王者
前田辰也(寝屋川) 対 オズマ・ディアス(ブラジル/シュートボクセ)

シューボクシング vs. シュートボクセ対抗戦 3分5ラウンド
SB Sミドル級1位     ブラジル・ストームムエタイ王者
後藤龍治(STEALTH) 対 マウリシオ・シェルビンス(ブラジル/シュートボクセ)

キックボクシング特別試合
SB 世界ウェルター級王者  WMTA世界S王者ウェルター級王者
土井広之(シーザー) 対  ダニエル・ドーソン(オーストラリア)

SB Lヘビー級2位    WKA世界ヘビー級王者
伊賀弘治(龍生塾) 対 シリル・ディアバデ(フランス/チームオートテンション)

SB Sライト級チャンピオン  WMTAコモンウェルズSライト級王者
宍戸大樹(シーザー)  対  シャノン・F16・フォレスター(オーストラリア)


<チケット料金>
RS席 10000円/SS席 7000円/S席 6000円/A席 5000円/B席 4000円
<チケット販売所>
チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、ワールドスポーツプラザKINGS、シュートボクシング協会
<チケット発売日>
10月21日(日)

<お問い合わせ>
シュートボクシング協会
Tel. 03-3843-1212 Fax. 03-3843-7272


Last Update : 10/18 03:29

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