パンクラス、ヘビー級トーナメント出場選手続々決定
▼パンクラス9.30横浜文化体育館大会の、メインの菊田×美濃輪以外のカードと出場選手が発表された。同大会のもう一つの柱となる、新設ヘビー級初代王者決定トーナメントの出場選手8人のうち7人が決定した。
- 高橋 義生 (パンクラス東京)
- 渋谷 修身 (パンクラス横浜)
- 藤井 克久 (フリー)
- ジェイソン・デルーシア (パンクラス・ハイブリッド・ブドーカン)
- ティム・レイシック (グラジエーターズ・トレーニング・アカデミー)
- マルセロ・タイガー (チーム・タイガー・アカデミー)
- アンソニー・ネツラー (フリー)
このうちパンクラス初出場となるマルセロ・タイガーは1月8日のDEEP 2001で藤井克久にチョークスリーパーで一本勝ちした、ブラジル出身の柔術家。アンソニー・ネツラーはエンセン井上の弟子で、修斗、コンテンダーズ、アブダビコンバット等に出場経験がある選手だ。
他にも1年5ヶ月ぶりに復帰する冨宅飛駈が鈴木みのる相手に、戦いの原点に戻るべく8年の歳月を経て蘇るパンクラス旗揚げルールで激突。また、U-FILE CAMPの上山龍紀がパンクラスマットに初参戦し國奥麒樹真と対戦する。(井原芳徳/2001.09.07)
<本誌関連記事> 菊田 vs. 美濃輪、タイトル戦調印式から早くもヒートアップ パンクラス9.30横浜文体チケット情報等
Sammy Presents PANCRASE 2001 PROOF TOUR 2001.09.30 横浜文化体育館 (JR「関内」駅南口より徒歩3分 市営地下鉄「伊勢佐木長者町」駅より徒歩3分) OPEN 15:00 START 16:30
メインイベント ライトヘビー級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ/5分3ラウンド 菊田早苗(パンクラスGRABAKA/2位) 美濃輪育久(パンクラス横浜/4位)
パンクラス旗揚げルール/10分一本勝負 鈴木 みのる(パンクラス横浜) 冨宅 飛駈(パンクラス東京)
ミドル級戦/5分2ラウンド 國奥 麒樹真(パンクラス横浜/1位) 上山 龍紀(U-FILE CAMP)
【パンクラス旗揚げルール(抜粋)】
- 勝敗は、ギブアップ、KO、TKO、判定、失格により決着する。
- ダウン及びロープエスケープ1回につきロストポイント1とし、それらの合計が5回に達した場合、TKOとなる。
- 時間内に勝敗がつかない場合、ロストポイントの少ない方を判定勝ちとする。
- ロストポイントに差がない場合、レフェリーのみ叉はレフェリー、サブレフェリー、ジャッジの3名の採点したテクニカルポイントによって判定を下す。
- テクニカルポイントは、「スタンド打撃攻撃の優劣」、「スタンドレスリングの優劣」、「グラウンドレスリング、サブミッションの優劣」以上3つの10点マイナス法による合計で計算される。
- テクニカルポイントでも差がつかない場合、引き分けとなる。
- 以下は反則とする。
- 顔面及び頭部へのパンチ攻撃
- 肘の先端による打撃攻撃
- ニーパッドを付けていない状態での膝による打撃攻撃
- レガースを付けていない状態でのキック攻撃
- 爪先による打撃攻撃
- ダウン中の相手への攻撃
- ロープエスケープした相手への攻撃
- グラウンドポジション(両膝、両手、両肘のうち3点以上がマットについた状態、及び、腹または背中がマットについた状態)にある相手に対する頭部への打撃攻撃。
- 4本以上の指を取らない指への攻撃
- 故意にリング外へ出る
- 競技用具を故意につかんでの投げ技、絞め技
- ナックルへのテーピング、バンテージ
- ローブロー、サミング、指による突き、噛みつき、髪をつかむ、喉をつかむなど道徳上許されない攻撃
- レフェリーは所持した2種類のカードで反則を明示する。イエローカードは注意、レッドカードは警告となり、反則の度合によっては1回目でも反則負けとなる。
- 特別認可攻撃
- 喉に入ったあらゆる絞め技
- 流れの中での喉への打撃攻撃
- 関節への打撃攻撃
- 頭突き
- かかとによる打撃攻撃
- 相手をつかんでの打撃攻撃
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