パンクラス石井、夜の渋谷で快勝!/8.20 Club Fight
Club Fight vol.4 2001年8月20日(月)19:00-22:30 東京・渋谷WOMB 主催・バーサスエンターテイメント
第4試合 総合ルール 10分1本勝負 ○石井大輔(パンクラス東京) ×小澤幸康(TEAM KAZE) 5"35" TKO(レフェリーストップ)
グラウンド勝負を狙うサンビスト・小澤に対し、ストライカー・石井が徹底したスタンド勝負。パンチ、キックを叩き込み、手と膝をマットにつけた小澤の顔に膝蹴りを打ち込んだりと、一方的な内容。小澤の顔が鼻血で染まる。最後はテイクダウンを狙ってコケて膝をついた小澤の顔面に石井がパンチを連打したところでレフェリーストップ。石井が豪快なファイトでクラブの超満員の観衆を沸かせた。
第3試合 女子総合ルール 10分1本勝負 −高橋洋子(Jd' 吉本女子プロレス) −石原美和子(禅道会) 無効試合(時間切れ)
両者マウントを取られながらもリバースを繰り返す一進一退の好勝負に。特に4月のReMixでマーロス・クーネンに下からの腕十字で敗れたことで、柔術のテクニックをきっちり習ったという高橋の成長ぶりが顕著だった。最近盛んになりつつある女子総合格闘技の中でも、テクニック的に最も男子のレベルに近いものだったのではないかと思う。
第2試合 ストライクルール(肘ありキックボクシングルール)3分3R −今野孝親(ドラゴンジム) −小松昭宏(峰丈流護身武道) 無効試合(時間切れ) 今野が2、3Rと攻勢だったが、時間切れ。判定決着がないため無効試合扱いに。
第1試合 総合ルール 10分1本勝負 ○山本孝夫(禅道会) ×藤井敏也(剛道館) 1'55" アームロック 禅道会であの秋山賢治が唯一恐れる男という触れ込みで出場した山本が、慣れた動きでテイクダウン、パスガードし、アームロックで完勝した。パンクラスや米国のケージファイトへの出場を希望しており、今後活躍が期待できそうな逸材だ。
(レポート:井原芳徳 写真:井田英登)
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