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トランス系テクノの大音響の中、所英男が好勝負!/8.15 クラブコンテンダーズ ▼「格闘技とクラブシーンの一体化」をテーマにした「クラブ・コンテンダーズ」が8月15日、新宿歌舞伎町のクラブ・リキッドルームで開催された。薄暗い照明の元、大音響のトランス系テクノをBGMに、ロープの無いマット上で闘いが繰り広げられ、レフェリーの宇野薫または高瀬大樹の「アクション!」という声が響き渡る。それを多数の観衆が立ち見で取り囲むというこれまでに無いシチュエーションの中、組み技限定のコンテンダーズルール3試合、「ORG」と呼ばれる道衣着用の総合格闘技ルール3試合が繰り広げられた。もちろん両ルールでは制約や反則事項の取り決めが色々とあるが、勝敗は判定無しの一本決着のみと至ってシンプル。そして終わってみると全ての試合が時間内に決着が付かずドローとなるという世界中の格闘技興行でも稀にみる結果となった。そんな中、特に好勝負となったのが阿部裕幸(RJW/Central)vs. 所英男(パワーオブドリーム:写真左)。所はここ数ケ月にアマチュアコンテンダーズ・ライト級優勝、アマチュアKOK優勝、第4回タイタンファイト3位・同大会ベストバウト獲得など急成長中の選手。これがプロとして初の試合だったが、ベテランの阿部に全く物怖じせず、持ち前のしつこく食らい付く攻めで互角以上に渡り合う。クラブの大音響も所にとってはテンションを高める好材料となったといい、まさに「格闘技とクラブシーンの一体化」を体現するかのようなジャーマンスープレックス、バックを取ってのスリーパー、ギロチンチョークなどで観衆を沸かせ、ドローながらこの大会のベストバウトといえる内容を見せてくれた。所は9月のリングス・バトルジェネシスの出場も決定しており、そこでも好勝負が期待できそうだ。(井原芳徳/2001.8.17) GCM & club LOVELY presents "CLUB CONTENDERS : 01" AM 1:30- Fight Start
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