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パンクラス7.29後楽園(夜)レポート:ネオブラはGRABAKA三崎制す

Sammy Presents PANCRASE 2001 PROOF TOUR
NEO BLOOD TOURNAMENT DAY&NIGHT
7月29日(日) 後楽園ホール

[NIGHT TIME] OPEN 17:30 START 18:30
観衆:2,250人(主催者発表・超満員)

メインイベント NEOBLOOD TOURNAMENT決勝 5分3ラウンド
×長岡 弘樹(ロデオ・スタイル)
○三崎 和雄(GRABAKA)
2R 1'21" フロントチョーク
 1Rから三崎がマウントパンチ、アームロック、腕十字と攻め続ける一方的な展開。2R早々バテぎみの長岡をパンチでひるませると、引き込んでのフロントチョークでタップを奪い、トーナメントを征した。三崎は「これからが僕の始まり。もっと練習して強くなりたい」「準決勝の梁戦を事実上の決勝と踏んでいたので、決勝は気楽に、菊田さんたちの指示通りに動けた」と語った。表彰式ではグラバカのメンバーが大挙リングに上がり、三崎を胴上げ。パンクラス側としては送り出した3選手がそろって一回戦敗退、二年連続優勝を逃すという残念な結果に終わってしまった。

セミファイナル 無差別級戦 5分3ラウンド
×渋谷 修身(パンクラス横浜/無差別級ランキング6位)
○ティム・レイシック(グラジエーターズ・トレーニング・アカデミー/UFC3回出場)
判定0-3(27-30,27-29,27-30)

渋谷がタックルをことごとく切られガードポジションとなる展開の繰り返しで、単調な試合に終わった。

第6試合 ライトヘビー級戦 5分3ラウンド
×オマー・ブイシェ(ミックスド・マーシャル・アーツ・ストックホルム/ライトヘビ
ー級ランキング5位)
○佐藤 光芳(パンクラスGRABAKA/ライトヘビー級ランキング7位)
2R 1'00" 三角絞め
 佐藤のタックルをブイシェがことごとく切りすかさず次の攻めへ。アームロック、マウントポジションと攻めたてる。だがブイシェは攻め疲れか?、2Rになると失速。佐藤のハーフパスガードをリバースしようとしたところでマウントを許し、あっさり仕留められてしまった。

第5試合 ミドル級戦 5分3ラウンド
△國奥 麒樹真(パンクラス横浜/ミドル級ランキング1位)
△ショーン・シャーク(ミネソタ・マーシャルアーツ・センター)
判定0-0(30-30,30-30,30-30)
 シャークの執拗なタックルに國奥がガードポジションを強いられる展開の繰り返し。山場のない試合に終わってしまった。

第4試合 キャッチレスリング 5分1ラウンド
△鈴木 みのる(パンクラス横浜)
△石川 英司(パンクラスGRABAKA)
判定0-0(10-10,10-10,10-10)
 スタンドでの差し合いの末、鈴木がフロントネックロックを狙うが失敗。そのままグラウンドへ。石川がパスを狙うが鈴木がきっちりディフェンスし続け試合終了。互いに決め手がなくドローに。
 試合後鈴木が四方の観衆に手を振ってからマイクアピール。「7月29日、PRIDEに行かずにパンクラスに来てくれてありがとう。最近体調がいいんで調子いいこと言わせてもらいます。田村潔司! 俺も黒と赤のバッテン背負って出るから、お前もUの文字背負って出てこい!」。そう叫ぶと客席から大きな拍手と歓声が起こった。
 実は5月のネオブラッド予選に田村率いるU-FILE-CAMPの選手が出場した直前に、鈴木はU-FILEを訪問したという。その時田村と話したが、「現役を辞めたがってそうだった」ことが気に掛かっていた。「話したことも10年前と一緒。お互い何も変わってないんですよ。田村戦は僕の現役生活夢のカードの一つ。ルールはなんでもいい。UWFルールでもいいですよ。DEEP2001の佐伯社長が来てるのも見えたんでね」と対戦への熱意を語った。

第3試合 ライトヘビー級戦 5分2ラウンド
○KEI 山宮(パンクラス横浜)
×河崎 義範(RJW/CENTRAL)
1R 4'04" KO(パンチ)
 山宮がスタンドでのパンチで圧倒。復帰戦を飾った。

第2試合 NEOBLOOD TOURNAMENT準決勝 5分2ラウンド
○三崎和雄(GRABAKA)
×梁 正基(パワー・オブ・ドリーム)
延長判定2-1(9-10,10-9,10-9)
(本戦判定1-0(19-19,20-18,19-19))
 2R、三崎のインサイドガードからのパンチで梁が大量の鼻血を出す波乱の展開に。三崎がマウントポジションとなる場面もあったが梁はすぐリバース。互いに決め手に欠き延長へ。延長でバックからのスリーパーを極めかけた三崎が僅差の判定勝ち。優勝候補と予想されながら準決勝で敗れ去った梁は「相手がグラバカということで焦ってしまい、思い通り動けなかった」とらしくないコメント。プロ初黒星にガックリした様子だった。

第1試合 NEOBLOOD TOURNAMENT準決勝 5分2ラウンド
○長岡 弘樹(ロデオ・スタイル)
×岩崎 英明(ストライプル)
延長 1'31" アームロック
(本戦判定0-1(19-19,18-20,19-19))

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