レスリング・ヤリギン国際大会、小幡が5位、金渕が7位
▼7月20日から22日まで、ロシア・クラスノヤルスクでフリースタイルレスリングの国際大会、ヤリギン国際大会が開かれた。日本からは、世界選手権代表者を中心に10選手が参加した。 ヤリギン国際大会は、クラスノヤルスク出身の五輪金メダリスト、イワン・ヤリギンを記念しての大会。2キロオーバーの計量でおこなわれるため、FILAの世界ランキングにかかわる大会とはなっていないが、旧ソ連を中心に強豪選手が集まるため、強化遠征として日本もたびたび参加している。
日本からの参加のうち、順位がついたのは63kg級の金渕清文(国士大助)と 76kg級の小幡邦彦(山学大)のみ。予想通りの厳しい結果となった。 金渕は予選で95、99年世界王者のテデエフ(UKR)に敗れ、小幡はアトランタ五輪金で、98年のFILA年間最優秀レスラーに選ばれているサイティエフ(RUS シドニー五輪金のアダムの兄)に敗れた。
大会終了後、日本チームはブタエフ国際へ参加するため移動する。(横森綾)
<日本人選手の試合結果>
▼54kg級 24選手参加 ・長尾勇気(日体大助手) 順位無し 1R ○[8-3]パウルフ(RUS) 2R ×[TF]マロノフ(RUS)
・松永共広(日体大) 順位無し 1R ×[2-4]ザハルク(UKR) 2R ○[10-4]ゲレエフ(RUS)
▼58kg級 28選手参加 ・関川博紀(三条工高教) 順位無し 1R ×[8-10]ミハエロフ(RUS) 2R ×[F]グセイノフ(RUS)
・太田亮介(警視庁) 順位無し 1R ×[TF]ザハレディディノフ(UZB) 2R ○[7-6]アダナコフ(RUS) 3R ○[TF]シャラブリン(RUS)
▼63kg級 22選手 ・池松和彦(日体大) 順位無し 1R ×[5-6]ウラマートフ(RUS) 2R ○[TF]トポエフ(RUS) 3R ×[1-3]スピリドーノフ(RUS)
・金渕清文(国士大助) 7位 1R ○[8-1]マダンビエコフ(KGZ) 2R ○[3-1]コチエフ(RUS) 3R ×[TF]テデエフ(UKR)
▼69kg級 18選手参加 ・宮田和幸(クリナップ) 順位無し 1R ×[0-4]ファルニエフ(RUS) 2R ×[1-4]アスマノフ(RUS)
▼76kg級 25選手参加 ・小幡邦彦 5位 1R ○[3-2]ヒンチャゴフ(RUS) 2R ○[9-0]フルーガ(BLR) 3R ×[2-7]サイティエフ(RUS)
▼97kg級 17選手参加 ・小平清貴(警視庁) 順位無し 1R ×[TF]クウドルヤブジェフ(RUS) 2R ○[4-1]コバレフスキ(RUS) 3R ×[2-3]藤田尚志(山学大)
・藤田尚志(山学大) 順位無し 1R ○[5-4]コバレフスキ(RUS) 2R ×[TF]クウドルヤブジェフ(RUS) 3R ○[3-2]小平清貴(警視庁)
|