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ビクトー・ベウフォートら5人がブラジリアントップチームを離脱

▼カーウソン・グレイシー柔術の元門下生を中心に結成されたブラジリアン・トップチームが分裂した。ビクトー・ベウフォート、アラン・ゴエス、カーロス・バヘット、 ヒカルド・アローナ、パウロ・フィリョがトップチームを離脱し、新たなチームを結成するという。これはベウフォートが米国のフルコンタクトファイター誌のブラジル担当記者に明言したもの。選手やコーチの間に特に契約関係といったものはなかったが、一枚岩と見られていた彼らの分裂は関係者に大きな波紋を広げているという。残留側のムリーロ・ブスタマンチも、アブダビコンバットのニュースページの記者に「今回のことは円満に解決した。わだかまりも無い。彼らが戻ってきたいならいつでも歓迎するよ」と語っており、事態は既に沈静化の方に向かっているようだ。なおベウフォートの弁ではパウロ・フィリョの名は触れられていないが、アブダビのニュースでは離脱組に含まれている。ちなみにアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、マリオ・スペーヒー、アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ、ヒカルド・リボーリオ、マーカス・コナンといったあたりは残留組と見てよさそうだ。

 またビクトーは9月末のUFCでのティト・オーティスへのタイトル挑戦に向け、現在ムエタイの猛トレーニングを積んでいるという。ビクトーはUFCと長期契約を締結したといい、「UFCはギャラがいいだけでなく、自分たちファイターをちゃんと扱ってくれる。総合格闘技をメインストリームに持ち上げようと努力している」とUFCを高く評価。新チーム結成に、PRIDEからUFCへの活躍の場の移動と、ビクトーにとって大きな転機が訪れたと言えよう。その意味でティト戦はビクトーの決意の真価が問われる一戦となりそうだ。(井原芳徳)

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