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[GCM] 宇野薫がプロレスのリングに再登場

▼6月9日、東京・Zepp Tokyoで開催されたプロレス興行「BAPE STA! PROWRESTLING」のセミファイナルに和術慧舟會の宇野薫が出場し、超満員の観客を大いに湧かせた。この興行は全日本プロレスの人気選手・小島聡がプロデュースし、若い世代に人気のファッションブランド「THE BATHING APE」と提携して開催されたもの。全日本の常連選手が多数出場したが、マットが迷彩色で覆われるなど、通常の全日本とはガラリと変わった演出が施されていた。しかも会場ロビーでは大会限定のBAPEのTシャツが飛ぶように売れたというから、まさにGCMコンテンダーズや修斗の大会を思い起こさせる雰囲気。そんな中での格闘技界のファッションリーダー・宇野の存在は、「プロレスとファッションブランドの融合」というイベントコンセプトにとって絶妙なスパイスとなったといえる。
 宇野はケンドー・カシン(石澤常光)とタッグを組み、カシンと同じマスクとコスチュームの偽物・Mr. プロブレムらと対戦した(ちなみにMr. プロブレムの正体は、かつてカシンとプロレスのジュニア王座を争ったこともあり、PRIDEでも活躍している某選手)。宇野のプロレスは一昨年大みそかの猪木ボンバイエ(大阪ドーム)以来で、今回は倒立した宇野がコーナーに座った敵の頭に足を挟んでクルリと落とす「雪崩式フランケンシュタイナー」という高度な技を披露するなど、いっそうの技術の進歩を見せ、プロレスファンを驚かせた。プロレス本格参戦を望む声も聞かれるが、今回はお祭りイベントに華を添える意味での一度限りの参戦で、UFCのライト級王座を目指す意志に変わりはないとのこと。宇野は7月7日のコンテンダーズ(横浜赤れんが倉庫1号館)への出場を予定している。(井原芳徳)

Last Update : 06/10

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