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[KOTC] 5.17 ネバダ (レポ&写真) :小路とランペイジが快勝

King of the Cage 13 "Revolution"
2002年5月17日(金)米国ネバダ州リノ:シルバーレガシー・リゾート&カジノ

Text source : Maxfighting.com / Photos : sherdog.com

○小路晃(日本)
×デイブ・ロバーツ(米国/チーム・パニッシュメント)
2R 4'46" 腕ひしぎ十字固め

 小路の相手は当初発表のブライアン・スリーマン(Sleeman)からロバーツに変更となった。序盤から背の高いロバーツがパンチとローで攻め、グラウンドになってもマウントを奪い主導権を握り続ける。背後からスリーパーを狙う場面もあったが、小路は脱出しロバーツをフェンスに押し付けてパンチを落とし、巻き返しをはかる。2Rも小路ペースが続き、ロバーツをテイクダウンしパスガードすると、最後は腕ひしぎを極め逆転勝ちをおさめた。

○クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(米国/チーム・パニッシュメント)
×ショーン・グレイ(米国/シュートレスリングUSA)
3R 0'37" TKO

 この日のベストバウトとの呼び声も高い内容に。PRIDE帰りのジャクソンが膝を中心とした打撃と持ち前の投げ技で観客を湧かせる。2Rにはグレイの強烈な右ストレートがジャクソンのこめかみに命中したが、ジャクソンはひるむことなく攻め続け、グレイをフェンス際まで追い詰める。3Rも同じように攻め、グレイはまもなくマットに沈んだ。

 小路とジャクソンが登場したのはセミファイナルの直前の2試合だった。メインイベントではKOTCヘビー級王者のダニエル・ボビッシュ(Daniel 'The Bull' Bobish)がマイク・カイリー(Mike Kyle)を1R 3'25" TKOで破り、セミファイナルではライト級王者のハビエル・バスケス(Javier 'Showtime' Vazquez)がショーン・ウィルモット(Sean Wilmot)を1R 1'57" 腕ひしぎ十字固めで下し、両チャンピオンともに王座防衛に成功している。(井原芳徳)

Last Update : 05/22

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