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[木口道場] 4.25 北沢 (結果):五味、強豪・三宅に辛勝 (五味コメント掲載)

CLOSE ENCOUNTER OF 木口道場〜アフガニスタン支援〜
2002年4月25日(木)東京・北沢タウンホール

写真:井原芳徳  コメント編集:佐々木良子  【大会前の紹介記事】

◆第1部 少年少女レスリング公開練習デモンストレーション
・主なスパーリング参加選手:飯島昌子、笹本睦、佐藤ルミナ、宇野薫、五味隆典、勝村周一郎、山本聖子

◆第2部 会長・来賓挨拶。歴代門下生&特別ゲスト選手(現役/非現役)紹介

◆第3部 複合マッチ:3分2R制(1R:サンボ / 2R:コンバットレスリング)

○松本秀彦
×中山博
2-0 (1R 松本:4-0 / 2R 松本:2-0) ※写真

×草柳和宏
○竹内出
0-2 (1R 竹内:4-2 / 2R 竹内:三角絞め)

○梶泰章
×末次賢治
2-0 (1R 梶:腕ひしぎ十字固め / 2R 梶:ヒールホールド)

◆第4部 エキシビジョンマッチ(3分1R制)
空手演舞:瓦割り、四方割り、バット割り
サンボ:寺田淳 vs. 榊原啓三
キックボクシング:港太郎(田代義治) vs. 伊藤裕二
修斗:佐藤ルミナ vs. 勝村周一郎  朝日昇 vs. 大石真丈
トーク:桜井“マッハ”速人 vs. 木口宣昭
※マッハは腰の療養中のためゴールデントロフィーエキシビジョンは中止。急きょ木口会長とのトークショーとなり、二人で「アメージング・レイス」を合唱した。

五輪レスリング:(グレコ)笹本睦 vs. 伊藤光
※フリースタイルの宮田和幸はオリンピックレスリング合宿中のため欠席

◆第5部 木口道場グッズ抽選会(有料入場券から出場選手が抽選/当選者へグッズ贈呈)

※この間にアンソニー・ハス、永田、本田3選手による1分間ずつの三つどもえ戦

◆第6部 コンバットレスリング公式戦ワンマッチ(5分1R制)大会特別ルール適用

60kg級
×柳澤雅樹
○村田卓実
0-4(村田:押さえ込み3p、テイクダウン1p)

66kg級
×五味靖典
○西野 聡
三者協議判定(ポイント0-0)

74kg級
○小谷宏明
×小島弘之
6-0 (小谷:押さえ込み4p、テイクダウン1p×2)

60kg級
○廣野剛康
×喜多浩樹
1-0(廣野:コーション1p)

+84kg級
×矢野倍達
○石井淳
0-7(石井:押さえ込み4p、テイクダウン2p、マウント1p)

84kg級
×米澤重隆
○守光博史
2'22" ヒールホールド

66kg級
−中山 博
−石田亮一
※石田がオリンピックレスリング合宿中のため中止

60kg級
○秋本じん
×大河内衛
2-0(秋本:押さえ込み1p、テイクダウン1p)

60kg級
○五木田勝
×高橋大児
1-0(五木田:テイクダウン1p)

74kg級
×三宅靖志
○五味隆典
0-1(五味:コーション1p)

<試合後の五味のコメント>

−−今日の試合の感想は?
「勉強になりました。打撃ありの試合だったら、ああいう苦しさって言うのは、なかなか無いと思うので。(試合に向けて)モチベーションを持っていくのが難しかったんですけど。」

−−コンバットレスリングで対戦した選手とは、レベルが違う選手だから?
「コンバットまでとは違うと思ったし、今年はこの試合をスタートにして、そろそろやる気を出そうと思ってます。
 目立たない試合かもしれないけど、三宅さんは自分の憧れでもありますし、自分にとっては大事な試合でした。もっとガンガンいった試合をしたかったんですけど。三宅さんは負けた気がしないですかね? だらしなく負けるよりは、しがみついてでも勝つことが恩返しだと思います。」

−−組み手には付き合わないつもりだった?
「グレコの選手ですから、フリーとコンバットでは自分に分がありますからね…。」

−−終盤投げられた時は、ヒヤっとしました?
「自分の勢いで、場外際でやってて、ちょうど力を抜いた時だったから、どうでしょうね?(笑)」

−−三宅選手と2年半前にやった時とは?
「体格やパワー、オーラの面でも、ギリギリやれたと思うし、自分の成長を感じれたと思います。宇野君は三宅さんに勝ってて、三宅さんはルミナさんに勝ってますから、自分がここで負けちゃうと、またゴチャゴチャになっちゃうので。」

−−今後は?
「打撃有りの試合でのスタートと、今年のスタートとでは、違うと思いますんで。これでやっと、落ち着いて考えて行けると思います。でも、何も言わない方がいいですね(笑)。」

−−次の闘いの可能性について?
「自分も間にはさまれてるんで、難しいですね。UFCで(修斗の)チャンピオンが負けてるって事実もありますし、自分と三島選手が戦った方がレベルが上なんじゃないかと考えることもありますし。でも、UFCにチャレンジはしてみたいですね。マイナスになることはないと思うんで。とにかく、やってみないことには、どっちが上とは言えないですから。修斗とUFCで、同時にベルトを巻くのは難しいと思いますし、UFCでやるなら、一からやりなおしてもいいと思ってますし。
 でも、期間が空くなら、(日本の)お客さんの前で、チャンピオンスタイルっていうのを見せたいですね。望んでないかもしれないけど(笑)。それが切実な思いです。

−−パルヴァーがUFCを辞めると言っているようですが?
「トップに立つのも大変ですね。トップ選手の悩みもあると思いますし。かつての宇野選手もそうだったし。僕もそうだし。でも、一つ言える事は、タイトルの返上はしませんよ(笑)。人と同じ事は嫌いなんで(笑)。

 あと、最近、修斗がつまらないって言いますけど、僕から言わせれば、木口道場の子達は、これから凄い選手になると思うから、そういう心配は必要ないです。今日は、ルミナさんやプロの選手とスパーリングできたのも幸せだと思いますし。お客さんも、格闘技に触れるには、いいイベントだったと思います。」

(下写真:大会開始直前の全選手のスパーリング)

Last Update : 04/26

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