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[UFC 38] 7.13 ロンドン (全カード):マティシェンコ欠場によりヘイズマンが出場

UFC "UFC 38 - Brawl at the Hall"
2002年7月13日(土)英国ロンドン・ロイヤルアルバートホール

▼ (7/5 up) ウラディミール・マティシェンコの負傷欠場により、オーストラリアのクリストファー・ヘイズマンがエヴァン・タナーと対戦することが決まった。ヘイズマンはUFC初出場。マティシェンコは目の上をカットし9針縫ったという。

タナー×マティシェンコ等3試合追加

▼ (6/27 up) 次の3試合が追加された。レイ・レメディオス(英国)vs. 須藤元気(日本)も正式に決定し、全8試合が揃った。初参戦のジェームス・ジキック(James Zikic)はフランク・シャムロックの元で打撃練習をしていたこともある選手。

ライトヘビー級
エヴァン・タナー(米国)vs. ウラディミール・マティシェンコ(米国)

ウェルター級
トニー・デスーザ(ペルー)vs. ギル・カスティーヨ(米国)

ライトヘビー級
フィリップ・ミラー(米国)vs. ジェームス・ジキック(英国)

須藤、GGGを“退部”しUFC王座目指す

▼ (6/20 up) UFC38参戦予定の須藤元気が、6月14日付けで東京元気大学格闘部GGGを“退部”し、古巣であるロサンゼルスのビバリーヒルズ柔術クラブに所属を戻していたことが明らかになった。元気大学ウェブサイト内の退部を伝える記事には須藤の談話が掲載されており、「今回GGGを離れる形にはなりますが、気持ちの上では常にGGGを背負っています」「世界一強いチームを結成する為には、まず僕自身が世界一強い格闘家になる事が必須条件であると思います。その為にはもう一度自分を厳しい環境におき、一匹狼として出直そうと思います」と理由を説明し、さらに「今年はUFCのベルトを必ず奪取します」と力強く宣言している。一方でGGGのアマチュア部門「GGG 2nd」は部員が増加。各選手ともJTCの地方予選等で着実に成果を残しており、須藤の蒔いた種が花開く日はそう遠くなさそうだ。

 須藤のUFC38での相手は、地元の成長株・レイ・レメディオス(Leigh Remedios)となる模様。レメディオスはイングランドのケント州出身の26歳で、ケント大学で電子工学を学んだという秀才。総合11勝2敗1分。イギリスの大会で活躍し、アメリカのフックンシュートでも2戦している。昨年11月のフックンシュートでは、佐藤ルミナとも戦ったことのあるフィル・ジョンズに判定3-0で敗れている。3月10日にイギリスで開催されたUltimate Combat 1ではメインイベンターを務めた。
ライト級 5分3R
レイ・レメディオス(英国)vs. 須藤元気(日本)

地元イギリスの強豪も出場

▼次の2カードが新たに追加された。ユージン・ジャクソンと対戦するマーク・ウィアー(Mark Weir)はUFC初出場の選手。世界的には無名だが、黒人ならではの身体能力を活かし総合16戦全勝の実績を誇る。いずれもイギリスの大会で、CJフェルナンデス、シャノン・リッチ、ベン・イヤーウッドに勝利している。現在34歳で、キックボクシングやテコンドーの大会でも数多く優勝しているといい、歴戦の兵相手にジャクソンといえども苦戦が予想される。
ライトヘビー級 5分3R
レナート・ババル(ブラジル) vs. エルビス・シノシック(オーストラリア)
ミドル級 5分3R
マーク・ウィアー(イギリス) vs. ユージン・ジャクソン(アメリカ)

ニュートン vs. ヒューズ再戦決定

▼UFCを主催するズッファは5月20日、UFC 38で次の2試合を行うと正式に発表した。メインイベントは待望のヒューズ vs. ニュートンの決着戦。イアン・フリーマンは地元イギリスのエースとして負けられない試合となるだろう。3/30付けの記事でお伝えしたバーネット&パルヴァーの防衛戦は、今では実現の可能性が薄くなっている。
ウェルター級チャンピオンシップ 5分5R
マット・ヒューズ(米国/王者) vs. カーロス・ニュートン(カナダ/挑戦者)
ヘビー級 5分3R
イアン・フリーマン(イギリス) vs. フランク・ミア(米国)


7月はイギリス大会。バーネット、パルヴァーが防衛戦か?

▼(3/30 up)UFCは7月にロンドンのロイヤルアルバートホールで初のイギリス大会「UFC 38」を開催する予定だ。英国全土とアイルランドをカバーする衛星放送・B SKY B (British Sky Broadcasting)では、大会に先駆け2月7日より、過去のUFC素材を集めた一時間番組「Ultimet Fighting Championship」を毎週木曜午後11時から放映し、新規ファンの開拓とUFCの知名度アップに努めている。

 UFC 36終了後の記者会見でUFCオーナーのロレンツォ・ファティータ氏とマッチメイカーのジョー・シルヴァが語ったところによれば、ロンドン大会では3階級のチャンピオンシップを予定。ヘビー級のジョシュ・バーネット、ライト級のジェンズ・パルヴァーの防衛戦に加え、因縁のマット・ヒューズとカーロス・ニュートンのリマッチを構想している。ただしカーロスは5月にトロント大学での言語学の修士試験を控えており、試合の契約書にサインはしていないという。また、パンクラスの尾崎允実社長はUFCへの選手派遣について、7月開催予定のUFC 38以降となるとの見通しを語っているため、近藤有己や國奥麒樹真がUFC 38に出場する可能性も高いだろう。

Last Update : 07/05

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