[パンクラス] 近藤、GRABAKA三人目の病院送り/2.17 梅田(写真追加!)
Sammy Presents PANCRASE 2002 SPIRIT TOUR 2月17日(日) 大阪・梅田ステラホール 観衆:800人(超満員札止め) レポート:井田英登 写真:飯島美奈子
【→大会前のカード紹介記事】
第6試合 ライトヘビー級戦 5分2ラウンド ○近藤有己(パンクラスism/ライトヘビー級1位) ×石川英司(パンクラスGRABAKA) 判定 3-0(20-19,20-19,20-19)
メインに出場予定だった國奥が怪我で欠場としたことを受けて、急きょ近藤が参戦。去年二月の再戦となるこのカード、近藤は前回苦戦し苦手意識があったという石川のねちっこい組み技スタイルに対し、今回は驚異的な腰の強さと強烈なヒザ蹴りで対抗。なかなか石川にテイクダウンを許さない。石川は1Rのパンチで歯を折られ、唇を切る重傷を負う。それでも必死にテイクダウンを狙い戦い抜いたが、近藤の勢いは止められなかった。
第5試合 ミドル級戦 5分3ラウンド ○三崎和雄(パンクラスGRABAKA/ミドル級7位) ×上山龍紀(U-FILE CAMP) 判定 3-0(30-29,30-28,30-28)
練習中の怪我で左肩を負傷した上山は技に切れがない。一方三崎もデビュー当時の思いきりの良さが見られなかったためか、両者とも決め手を欠いたまま、漫然とポジションを入れ換えあう一戦となった。試合後判定に上山が首を傾げていた。
第4試合 キャッチレスリング 5分1ラウンド ○鈴木みのる(パンクラスism) ×稲垣克臣(パンクラス大阪) 判定3-0(10-9,10-9,10-9)
次回DEEP参戦が決まった鈴木が、レスリング巧者ぶりを随所に見せ、格の違いをみせつけた。
第3試合 ライトヘビー級戦 5分3ラウンド △窪田幸生(パンクラスism/ライトヘビー級7位) △渡辺大介(パンクラスism) 判定 0-0(30-30,30-30,30-30)
同門対決で攻めに思いきりの無い両者の対決は、渡辺がスタンドで窪田にプレッシャーを掛け続けるも、決定打無し。グラウンドでも冴えが見られないままだった。
第2試合 ミドル級戦 5分2ラウンド ○佐藤光留(パンクラスism) ×大久保一樹(U-FILE CAMP) 判定2-0(20-19,20-19,30-30)
試合後「最初から必殺のスペシウム光線を撃ってしまったらピグモンだってよけるので、今回はじっくり闘うつもりでした」と独自の理論を開陳した佐藤。結局その理論の実践はともかく、佐藤自体はスペシウム光線自体を撃つチャンスを逸した形で、押さえでこそ有利な展開を続けたが、むしろ打撃では大久保の一発を浴びるシーンも多かった。
第1試合 ウェルター級戦 5分2ラウンド ×冨宅飛駈(パンクラス大阪) ○アライケンジ(パンクラスism) 1R 3'28" TKO(目の負傷によるドクターストップ)
冨宅にとっては大阪ジム移籍後初の試合。アライにとってはデビュー戦。冨宅はパンクラス第一世代らしく足関節の取りあいを制し、アンクルを決めてアライの靭帯を延ばす。だが、アライはタップせず、逆に足の裏で冨宅の顔面を蹴って脱出。このときのダメージで目を負傷した冨宅は戦闘不能となりドクターストップがかかった。
パンクラスゲート フェザー級戦 5分2ラウンド △所 英男(パワーオブドリーム) △志田 幹(P's LAB東京) 2R ドロー
梁正基に続いてPOD第二の選手として登場した所。寝技は光ったものの、大振りな打撃で自滅するシーンもあり、パンクラス初登場では十分なインパクトは残せなかった。
Last Update : 03/09
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