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[女子総合] 藪下、いい所なくクーネンに完敗/1.13 Jd' 後楽園 (レポ&写真)

Jd' "NO HOLDS BARRED 2002"
2002年1月13日(日)東京・後楽園ホール

レポート&写真:井原芳徳

(→本誌掲載の大会紹介記事)

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2ndメインイベント 総合格闘技戦 8分3R(インターバル2分)
×藪下 めぐみ(日本/Jd'/プロレス/158cm/56kg)
○マ−ロス・クーネン(オランダ/マルタイン道場/柔術/175cm/70kg)
1R 2'27" スリーパーホールド

 オランダ修業帰りの藪下の日本マット復帰戦ということで期待が集まったが、体格に勝るクーネンの打撃に付きあってしまったことが勝敗の分かれ目となってしまう。クーネンのパンチを不用意にもらい、膝蹴りで最初のダウンを喫する。さらに強烈な右フック、膝蹴りの連続で二度目のダウン。薮下はダウンを宣告されても必死にクーネンに食らい付き攻撃を続けようと執念を見せるが、鼻血をにじませ苦しそうな表情だ。再開後タックルで突進しグラウンドの展開に持ち込もうとしたものの、レスリングの練習も積んできたクーネンはあっさりとかわして薮下のバックを取り、サイドポジションに移行してスリーパーで薮下を締め上げる。藪下はしばらく耐えたがついにタップ。

 結局修業の成果を全く出せないまま完敗した藪下はリング上でマイクを持ってJd'のファンに敗戦を詫び、「(プロレスラーになってからの)格闘技生活でこんなに悔しいのは始めてです」と無念さをむき出しにした。

◆ 薮下のコメント「ぜんぜん自分らしさを出せなかったのが悔しいですね。今日は私の実力が無かっただけです。もっと打撃の練習をしないといけないですね。でも今日は試合をしていて楽しかったです。負けたことはファンや関係者の人達に申し訳ないと思いますけど、自分のためにはよかったと思います。クーネンには勝つまで挑戦します。(他の日本人との総合ルールの対戦は)興味ないです。私は外人とどんどん戦っていきたいです」

◆ クーネンのコメント「勝ててほっとしています。マルタイン(・デ・ヨング)コーチと練習をした成果が出せたました。また日本で戦いたいです。日本人なら高橋(洋子)さんをはじめ強い人がたくさんいるので誰でも戦いたいです」


<ルール概要>
・3ラウンドで決着が付かない場合はドロー。(判定無し)
・頭突き・肘打ちは禁止。グラウンドポジションにある対戦者への頭部・頚部へのあらゆる打撃は反則。
・明らかな膠着状態においては、レフリーの判断によりブレイクを命じる。

Last Update : 01/14 02:15

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