[猪木ボンバイエ] 対抗戦は3分5R、“膠着”が反則に/12.31さいたま
INOKI BOM-BA-YE 2001 〜猪木軍 vs. K-1全面対抗戦〜
2001年12月31日(月)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
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▼対抗戦のルールが大会運営・制作のドリームステージエンターテイメントから発表された。基本的にはこれまでのルールと同じだが、いくつか改正が見られる。
試合時間が3分3Rから3分5Rとなり、決着がつかない場合はドローとなる(判定&延長は行わない)。
反則行為の条項に「膠着を誘発する動きや無気力ファイト」が追加された。「レフェリーの判断でブレイクを命じる場合」にもこの行為が追加された。
また、シューズ着用の蹴りは禁止だったが、レフェリーに危険性がないと承認を得たシューズを着用する場合認められるようになった。
【INOKI BOM-BA-YE 2001 オフィシャルルール】
第1条
出場する選手の体重は、フリーウエイト制とする。
第2条
選手は、主催者が用意したオープンフィンガーグローブを着用する。
第3条
選手の選択により、道衣、ニーパッド、エルボーパッド、シンガード、テーピング、アンクルサポーターを使用してもよい。 但し、必ずレフェリーのチェックを受けるものとする。また、マウスピース、ファウルカッ プは必ず使用する。拳のバンデージはレフェリーが認めたものは使用可能である。
第4条
選手は身体にいかなる物も(オイル,ワセリン,痛み止め、マッサージ用のクリーム、整髪料等) 試合前及び試合中に一切塗布してはならない。万一、塗布している事が確認された場合は、 試合放棄とみなされる場合もある。
第5条
シューズを着用してのキック攻撃は、試合前にレフェリーのチェックを受け、危険性がないと承認を得られたシューズを着用する場合のみ認められる。
第6条
リングは主催者が認定したものを使用する。
第7条
試合形式は、3分5R制とする。ラウンド間のインターバルは90秒間とする。なお、判定は行わず、 決着がつかない場合はドローとする。
第8条
試合の勝敗は下記の結果で決定する。
[1] 一本勝ち
ギブアップ、戦意喪失の意思表示は、口頭で行うかマットまたは相手の体を3回以上叩いた場合とする。
[2] テクニカルノックアウト
(a)レフェリーストップ
選手の一方が著しく優勢で、劣勢の選手が危険な状態とレフェリーが判断した場合。
(b)ドクターストップ
相手選手の正当な攻撃を受けて、けがを負った場合、リングドクターが診断し、試合続行不可能と診断 したとき、その選手は敗者となる。但し、反則攻撃によるけがの場合は反則を犯したものが敗者となる。 なお、リングドクターによるドクターチェックの際は、サブレフェリーがチーフセコンドをニュートラル コーナーまで導き、ドクターの診断及び指示を伝達する。診断の結果、ドクターストップになった場合は、 ストップと判断した診断の内容をサブレフェリーよりチーフセコンドに説明をする。
(c)試合放棄
試合進行中、セコンドがタオルをリングに投入した場合。レフェリーがこれに気付かない場合には、 サブレフェリーが試合終了の合図をさせることができる。
(d)失格
反則を犯した場合、またはレフェリーの指示に従わなかった場合『注意1』が課せられ、『注意3』で失格となる。
(e)ノーコンテスト(無効試合)
選手双方がルール違反を犯した場合、偶発性の事故により審判団及び主催者が試合続行不可能と判断した場合、その試合はノーコンテストとなる。
第9条
下記の行為を反則とする。この反則を犯した選手は、レフェリーに『注意1』を宣告され、『注意3』で失格となる。また、注意1回につきファイトマネーの10%の罰金を主催者に支払わなければならない。
(1)噛みつき
(2)目潰し 及び目突き
(3)頭突き
(4)金的攻撃
(5)頭髪を掴む
(6)後頭部・延髄・脊髄への打撃攻撃(後頭部とは、頭の真後ろのことをいい、側面、耳の周りは後頭部とはみなさない)
(7)頭部・顔面への肘打ち
(8)故意にロープを掴んで離さない、また故意にロープに手、足を引っかけてはならない。上腕部分をロープに引っかける行為は即、注意とする。
(9)リング外へ逃げる
(10)相手をリング外へ投げる
(11)うつ伏せ及び仰向けで倒れている選手への頭部・顔面への蹴り及び膝蹴り (両手、両足、両肘、両膝のうち4点以上がマットに接地しているとき、頭部・顔面への足による打撃攻撃を禁止)
(12)膠着を誘発する動きや無気力ファイト
第10条
反則攻撃により反則を受けた選手が甚大なダメージを被った場合、レフェリーとリングドクターの判断により、 十分に回復を待って試合再開となる。但し、第8条2項bに準じ、リングドクターが試合続行不可能と判断した 場合のみ、反則攻撃を行った選手を失格とする。
第11条
双方の選手がリングから落ちそうになったときは、レフェリーが「ストップ・ドント・ムーブ」を宣告し、 リング中央よりスタンディングの状態で再開する。
第12条
選手がリング外に出た場合は速やかにリング内に戻り、リングセンターにおいてスタンディング・ポジションから試合を再開する。
第13条
下記の状態において、レフェリーの判断でブレイクを命じる場合が有る。
・両者がスタンディング・ポジションで攻防が見られず、膠着状態が続いたとき
・一方がグランド・ポジション(仰向け)で一方がスタンディングポジションで攻防が見られず、膠着状態が続いたとき
・第9条12項に抵触する「反則」行為が行われたとき
第14条
選手とセコンドはレフェリー及びドクターの判断及び指示には絶対服従する。
第15条
選手に付き添うセコンドは3名までとし、試合中は自コーナーを離れてはならない。また、試合中の選手に対してセコンド はいかなる場合でも直接接触してはならない。万一、それに違反した場合はペナルティーとして ファイトマネーの10%の罰金を主催者に支払わなければならない。
第16条
選手は本大会当日の試合前、会場にてドクターチェックを受ける。
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