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[パンクラス] ラウンドガールオーディションで菊田、近藤、美濃輪が審査員

▼パンクラスの2002年「SPIRIT TOUR」のラウンドガールオーディションが12月12日(水)東京・渋谷で開催された。二次選考に残った9人のうち選ばれたのはこの3人。1.27 後楽園ホール大会からリングに華を添えてくれる。

<新ラウンドガール・プロフィール>
横田恵美(写真左/19歳/168.5cm/47kg/B81/W58/H85/血液型B)
大戸香織(写真中/25歳/165cm/47kg/B83/W58/H86/血液型A)
原口亜由美(写真右/22歳/162cm/43kg/B83/W57/H84/血液型A)

協力「e−style」

 菊田早苗、近藤有己、美濃輪育久も審査員を務め、応募者たちに積極的に質問していた。最近ヨガをトレーニングに取り入れている近藤は、もっぱらスタイルやコンディションの維持方法についての質問が多かった。中でも異色を放っていたのは美濃輪。「プロ、って何ですか?」「ラウンドガールって、何ですか?」という禅問答のような質問で女の子を戸惑わせ、会場を笑いの渦に巻き込んでいた。
 でも本人はいたって真剣。「あの人達から見たプロの目線と、僕たちから見たプロの目線と、どう違うのかなと色々思ってて。オーディションも、また違う意味で『戦い』ですね」と美濃輪的世界観で語ってくれた。「落ちちゃったけど一番最後に出てきた子が良かったですよ。僕の質問にもよく喋ってくれて。ああいう素直な子がいいですね。終わって合格発表で参加者全員が並んでみると、みんなそんなに差は無いと思いました。差がでるのは性格ですね」とオーディションを振り返った。

 また美濃輪は先週末発表されたDEEP2001 12.23ディファ有明大会への出場について「こないだの試合(12/1横浜文体・柴田寛戦)が終わって4日後ぐらいに急に言われて、その場でオッケーしました。ほんとは横文の試合で今年は締めようという意味でやってたんですけど、ある意味自分でもう一個、今年じゅうに乗り越えてみなきゃいけない物があると思って、いいかなと思って。必ずお客さんを満足させる試合をします」と語った。

 菊田早苗からは金曜日に控えたコンデンダーズ(ZEPP TOKYO)のダブルスマッチについて聞くことができた。「僕は3分ぐらいしか出ないですよ。パートナーの山崎に任せて」とオドけて見せたが、対戦相手の鈴木みのるが「菊田から一本を取る」と話していたことに触れると、「こっちも一本取りますよ」と約束。高瀬大樹の専門誌での「菊田さん引き込んでください。絶対パスガードしてみせますから」という発言も「そういう細かいことは別にもういいんですよ。メインなんだから試合を魅せないと」とパンクラスのエースらしい返答でいなした。来年の戦いについては「チーム同士でなく個人対個人の戦いになると思いますね。佐々木(有生)とかもいいんで。今僕も凄く調子がいいんで、強くて名前のある外国人選手とやりたいですね」と語ってくれた。

 なお菊田の話によると、横文大会で近藤に敗れた弟分の郷野聡寛は、眼窩底骨折の治療のため前日から入院しており、退院は1週間後ぐらいとなる模様だという。(井原芳徳)

Last Update : 12/13 13:11

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