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[修斗]32歳・大石、フェザー級新王者に/11.25有明 レポ&写真

プロ修斗公式戦 "SHOOTO TO THE TOP"
2001年11月25日(日)東京/ディファ有明
主催:サステイン

第1試合 ウェルター級 5分2R
△松下直揮(ALIVE)
△冨樫健一郎(パレストラHIROSHIMA)
判定0-1
 コーナーでの差し合いの続く膠着した内容に。

第2試合 ウェルター級 5分2R
○倉持昌和(無所属)
×飛田拓人(インプレス)
判定2-0 (20-19,20-18,20-20)

 倉持がグラウンドで上を制し続ける。決定打に欠いたものの判定勝ち。鈴木レフェリーのみドロー採点。

第3試合 バンタム級 5分2R
○久保山 誉(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
×端 智弘(PUREBRED大宮)
判定3-0

 久保山がテイクダウン→パス狙い→強力な顔面パンチと終始攻勢で勝利。

第4試合 ウェルター級 5分2R
○藤原正人(パレストラTOKYO)
×竹内幸司(シューティングジム横浜)
判定3-0 (20-18,20-18,20-18)

 打撃スキルの向上した藤原がグラウンドでも竹内を支配した。

第5試合 ライト級 5分3R
×井上和浩(インプレス/6位)
○阿部裕幸(RJWセントラル/7位)
1R 4'00" TKO(ドクターストップ)

 注目のグラップラー対決だったが、阿部が差し合いで放ったショルダーアタックで井上が右眉をカットし出血。阿部のTKO勝ち。

第6試合 フェザー級 5分3R
×廣野剛康(和術慧舟會/8位)
○今泉健太郎(SKアブソリュート/6位)
判定0-3

 今泉のセコンドにはGRABAKAの郷野聡寛らが付く。スタンド、グラウンドいずれでも今泉が廣野を圧倒。マウント、チョーク、腕十字と攻め続け大差の判定勝ち。廣野はまたも勝ち星を逃した。

第7試合 ライトヘビー級 5分3R
△竹内 出(SHOOTO GYM K'z FACTORY/4位)
△マルタイン・デ・ヨング(オランダ/NTL修斗マルタイン道場/5位)
判定1-0

 竹内がテイクダウンを奪うもののヨングは下からのパンチで竹内を逆に苦しめ思い通りの攻めをさせずドロー。

メインイベント フェザー級チャンピオンシップ 5分3R
×マモル(シューティングジム横浜/王者)
○大石真丈(SHOOTO GYM K'z FACTORY/挑戦者・同級2位)
1R 1'44" 腕ひしぎ三角固め
※大石がフェザー級新王者に

 今大会の主催者・サステインはマモルのマネージメントを行っている。それだけに今大会はマモルのためにお膳立てされたようなものなのだが、勝負の女神は非情な結果をマモルに下した。差し合いの後、大石がタックルでマモルをテイクダウン。腕十字にマモルを捕まえる。マモルは脱出しようとするが大石は三角絞めに移行しマモルはタップ。勝負はあっけなく決まった。
 大石は32歳にして初戴冠。初のチャンピオンベルトを得たK'z勢はリングに上がり大石を胴上げし大喜び。大石は涙目で「上手く行き過ぎました。フェザーに落として本当に良かったです」と語った。
 しかしながらフェザー級戦線は吉岡広明、今泉堅太郎、松根良太、村田一着といった伸び盛りの若手が多数。同大会でも今泉が強さを発揮し、翌日の北沢大会では大石と同じライト級からの転向組でベテランの池田久雄が村田一着と対戦し、トータルバランスの取れた攻撃で判定勝ちした。喜びもつかのま、大石には厳しい防衛ロードが待ち受けている。

<関連記事>
ヂャッカル大石、マモルの王座に挑戦(09/03掲載))

写真:飯島美奈子
(Pics by : Minako IIJIMA)


Last Update : 11/28 01:07

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