[猪木ボンバイエ]K-1軍、着々と戦力増強。セフォーら出場決定
▼大みそかの「INOKI BOM-BA-YE 2001」で行われるK-1×猪木軍対抗戦のK-1側の戦力として、レイ・セフォー、シリル・アビディが新たに発表された。これはK-1プロデューサーの石井和義・正道会館館長が21日、都内での記者会見で明らかにしたもの。セフォーはニュージーランドで「ストリートファイトの神様」とあがめられていた知る人ぞ知る喧嘩屋。先週来日し極真会館の道場で総合向けの特訓をはじめており、12月にはブラジルに渡りシュートボクセでトレーニングをする予定だ。会見にはセフォーが赤いスーツ姿で登場。「自分の人生にとって大きなチャンスとなると思う。(対戦相手は)館長に指名された選手と戦う」と静かに語った。 なおシリル・アビディは本人の意思で出場が決定。既に出場が内定しているサム・グレコは米国・ロサンゼルスのグレイシー柔術アカデミーで練習する予定。サム・グレコの弟弟子で身長204cm、体重190kgの黒人プロレスラー、ボブ・サップは既に米国・シアトルのモーリス・スミスのジムで練習を始めており、スミスも「今まで見たことのない身体能力だ」と絶賛しているという。他にも子安慎吾が総合向けのトレーニングを始めており、K-1軍の戦力となる可能性が高い。石井館長は柳澤龍志、フランク・シャムロックの名前も上げており、12月8日のK-1 GP決勝戦の結果や選手の負傷具合によってさらに戦力増強が期待できる。もちろんミルコ・クロコップの存在も忘れてはいけない。「猪木さんは5対5と言われているようですが、K-1側は出たがっている選手がたくさんいる。僕は試合数が増えると思っています」と石井館長は自信満々に語っていた。 なお猪木軍側の戦力について「小川(直也)選手は出てくると信じています。既に包囲網を敷いてますから。ファンの夢をかなえるのがプロでしょ?」「永田(裕志)選手は本人の気持ちを尊重したい」と語った。(井原芳徳)
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Last Update : 11/23 22:10
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