[ブラジリアン柔術]三島★ド根性ノ助が青帯で優勝/全日本オープン
カンペオナート・ジャポネーズ (全日本ブラジリアン柔術オープントーナメント) CAMPEONATO JAPONES de JIU-JITSU All Japan B.J.J. Open Tournament 2001 11月10日(土)〜11日(日) 東京・台東リバーサイドスポーツセンター第1武道場 主催:パレストラ 協力:日本ブラジリアン柔術連盟
レポート&写真:井原芳徳
<アダルト紫帯>
◆ガロ級/2名参加 優勝 山田武志(TEAM PUREBRED) ※山田(写真右)が泊憲史(パレストラ東京)をスイープ(リバーサル)に成功し勝利。
◆プルーマ級/7名参加 優勝 タバ・アギナルド・マサオ(INFIGHT) 準優勝 梅村 寛(ALIVE) 3位 藤田善弘(パレストラ広島)、実原隆浩(TEAM 品川) ※シード選手のタバが決勝でパスガードに成功し勝利。大賀幹夫は一回戦で実原に敗れた。
◆ペナ級/7名参加 優勝 朝倉孝二(パレストラ池袋) 準優勝 佐藤稔之(SSSアカデミー) 3位 ホドリーゴ・キンジョウ(谷柔術)、吉田勝則(TEAM PUREBRED) ※シード選手の朝倉が決勝でスイープ、マウントの連続で勝利。見事なテクニックにその瞬間大きな歓声が巻き起こった。
◆レーヴィ級/10名参加 優勝 宮本泰弘(柔専館) 準優勝 渡辺直由(K'z FACTORY) 3位 冨樫健一郎(パレストラ広島)、鶴屋 浩(パレストラ松戸) ※準決勝で冨樫を下した宮本が、決勝でスイープ1回、パスガード2回でポイントを稼ぎ勝利。
◆メジオ級/5名参加 優勝 林 俊介(SKアブソリュート柔術) 準優勝 ジョン・バチスタ・ヨシムラ(ホシャ柔術) 3位 小柳津弘(ムサコガレージ)、上村 彰(パレストラ東京) ※林が決勝でパスガードで3点獲得し勝利。
◆アブソルート級/5名参加 優勝 クリスチアーノ・アウベス・上西(アクシス柔術アカデミー) 準優勝 エディムンド・カヴァルカンテ・ジューニオ(無所属) 3位 林 俊介(SKアブソリュート柔術)、瀬戸智晴(パレストラ札幌) ※上西(かみにし)が決勝でスイープ、パス、マウントで合計9点獲得し優勝。
<アダルト青帯>
◆ガロ級/14名参加 優勝 倉岡博ジョン・カルロス(アクシス柔術アカデミー) 準優勝 本間祐輔(パレストラ札幌) 3位 高橋功一(TEAM PUREBRED)、白井雷音(パレストラ東京)
◆プルーマ級/30名参加 優勝 福住慎祐(名古屋ブラジリアン柔術クラブ) 準優勝 倉岡明ジョン・パウロ(アクシス柔術アカデミー) 3位 澤田石和城(K'z FACTORY)、今西 圭(ALIVE) ※福住(写真左)はスピーディーな動きで圧倒的な強さを発揮し、決勝は24秒・腕ひしぎ十字固めで勝利。MVP、時間短縮賞なども獲得した。現在31歳だが、まだまだ強くなりそうな逸材だ。
◆ペナ級/36名参加 優勝 荒牧 誠(パレストラ東京) 準優勝 片庭勝宣(アクシス柔術アカデミー) 3位 井上 武(北海道ラベンダー倶楽部)、小野瀬龍也(TEAM PUREBRED)
◆レーヴィ級/33名参加 優勝 三島睦智(格闘サークル コブラ会) 準優勝 丹 裕(ストライプル) 3位 鹿又智成(パレストラ八王子)、大内 敬(パレストラ東京) ※大会3週間前に出場を決めたプロ修斗の三島★ド根性ノ助が金髪で登場。準決勝では胴に足をクロスした鹿又を抱え上げ何度も回し続けるなど派手な動きを見せたが、「アドバンテージで同点だと気付かなかった」といい、終了間際にマウントのアドバンテージでかろうじて勝利。決勝ではパワーと素早い動きでテイクダウン2度、マウント、バックマウントと着実にポイントを稼ぎ12-0と圧勝した。プロ修斗12.16東京ベイNK大会でライアン・ボウ戦に向け「いい弾みになりそうです」と満足げの三島。このあとも大阪に戻らず茨城・龍ケ崎のマッハ道場で練習を続けるという。青帯ということで余裕を感じたが、紫以上の帯での柔術も今後見てみたいものだ。
◆メジオ級/17名参加 優勝 菊地 昭(K'z FACTORY) 準優勝 北岡 悟(パンクラス東京道場) 3位 野口哲司(格闘サークル コブラ会)、宮口浩徳(SKアブソリュート柔術) ※優勝の菊地昭(写真下)は2001全日本アマ修斗ミドル級優勝のK'z期待の星。初戦は背負い投げからわずか14秒腕ひしぎ十字固めで勝利し今大会の最短一本勝ち賞を獲得した。準決勝もコブラ会の野口を腕固めで下した。決勝ではパレストラ出身でパンクラスシストの北岡(写真上)と対戦。序盤いきなりテイクダウンでポイントを奪われるが、余裕を感じさせる試合運びは変わらず。スイープとパスガードでポイントを稼ぎ5-2で勝利した。
◆メイオペサード級/11名参加 優勝 ロドーリゴ・ジロウ・タニグチ(アクシス柔術アカデミー) 準優勝 草柳和宏(K'z FACTORY) 3位 中西裕一(北海道ラベンダー倶楽部)、藤井幸泰(ねわざワールド) ※K'z FACTORYの代表、草柳がコパイーストに続き出場したが、決勝でタニグチに4'49"手首固めを極められ惜しくも準優勝。 ◆ペサード級/3名参加 優勝 マシュー・スティーブンス(SSSアカデミー) 準優勝 今泉進一(日本ガーディアンエンジェルス サムライ塾)
◆スペルペサード級/3名参加 優勝 渡邊秀一(パレストラ柴又) 準優勝 木村博之(パレストラ東京)
◆ペサディシモ級/3名参加 優勝 永松賢道(仙台草柔会) 準優勝 西村尚和(アクシス柔術アカデミー)
◆アブソルート級/8名参加 優勝 宮口浩徳(SKアブソリュート柔術) 準優勝 西村尚和(アクシス柔術アカデミー) 3位 中嶋祐輔(阿門会)、マシュー・スティーブンス(SSSアカデミー)
<アダルト女子青帯>
◆ガロ級/3名参加 優勝 小泉紀美江(養正館) 準優勝 住原康子(ALIVE)
◆プルーマ級/5名参加 優勝 関 祐子(アクシス柔術アカデミー) 準優勝 茂木康子(ストライプル) 3位 アンジェラ・フテンマ(ホシャ柔術)、鈴木尚美(ノヴァ・ウニオン・ジャパン) ※決勝は関(写真左)が腕十字のアドバンテージ1点で辛くも勝利。
◆レーヴィ級/2名参加 優勝 林 恵子(チーム・イチケン)
◆アブソルート級/2名参加 優勝 二宮亜基子(ALIVE)
<チーム戦績> 優勝 アクシス柔術アカデミー 42ポイント 2位 パレストラ東京 31ポイント 3位 SSSアカデミー 25ポイント 4位 K'z FACTORY 24ポイント 5位 ストライプル 23ポイント 6位 ALIVE 14ポイント 名古屋ブラジリアン柔術クラブ 14ポイント パレストラ松戸 14ポイント 和術慧舟會 14ポイント 10位 柔専館 12ポイント
<各賞受賞者> ◆MVP 福住慎祐(名古屋ブラジリアン柔術クラブ) ◆ヴァリグ賞 福住慎祐(名古屋ブラジリアン柔術クラブ) 朝倉孝二(パレストラ池袋) クリスチアーノ・アウベス・上西 (アクシス柔術アカデミー) ◆イサミ賞(最短一本勝ち) 0分14秒 菊地昭(K'z FACTORY) ◆イサミ賞(最多ポイント) 22ポイント 宮口浩徳(SKアブソリュート柔術) ◆格闘技通信賞 福住慎祐(名古屋ブラジリアン柔術クラブ) ◆ゴング格闘技賞 倉岡博ジョン・カルロス (アクシス柔術アカデミー) ◆時間短縮賞(2日目) 1位 11分11秒 福住慎祐(名古屋ブラジリアン柔術クラブ) 2位 6分8秒 ロドーリゴ・ジロウ・タニグチ (アクシス柔術アカデミー) 3位 6分4秒 倉岡博ジョン・カルロス (アクシス柔術アカデミー) 4位 6分1秒 菊地昭(K'z FACTORY) 5位 5分34秒 藤田善弘(パレストラ広島) ◆ベストバウト賞(マット別) ・2日目Aマット 第51試合 アダルト女子青帯プルーマ級準決勝 ×鈴木尚美(ノヴァ・ウニオン・ジャパン) (0 : 2) ○茂木康子(ストライプル) ・2日目Bマット 第63試合 アダルト青帯レーヴィ級準決勝 ○三島睦智(格闘サークル コブラ会) (0+2A : 0+A) ×鹿又智成(パレストラ八王子) ・2日目Cマット 第51試合 アダルト青帯ペナ級4回戦 ×石川祐樹(ストライプル) (5分45秒 腕ひしぎ十字固め) ○荒牧 誠(パレストラ東京)
※白帯(初日)、マスター青帯、シニア3青帯の結果は日本ブラジリアン柔術連盟・オフィシャルサイトをご参照下さい。
Last Update : 11/15 02:29
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