PRIDE.17全カード発表。スペーヒー vs. ボブチャンチンほか追加
▼PRIDE.17(11月3日(土・祝)東京ドーム)の全カードと試合順が発表された。新たに追加されたのはトム・エリクソン vs. マット・スケルトン、イゴール・ボブチャンチン vs. マリオ・スペーヒー、ダン・ヘンダーソン vs. ムリーロ・ニンジャの3試合。
唐突に組まれた感のあるエリクソン vs. スケルトンだが、高田 vs. ミルコと同じ「特別ルール」となっていること、スケルトンがK-1ファイターであることから、猪木軍 vs K-1に関連する一戦のようだ。スケルトンはリー・ハスデル(リングスUK)のもとで総合のトレーニングにも励んでいるという。エリクソンは昨年10月31日のPRIDE.11(大阪城ホール)の第1試合でヒース・ヒーリングに敗れて以来久々のPRIDE参戦。なお特別ルールの詳細は不明。8月の猪木軍 vs K-1と同じ物が採用されるかもまだわからない。
かねてより噂に上がっていたスペーヒーの参戦も現実の物となった。日本での試合は昨年5月のコロシアム2000での金原弘光(リングス・ジャパン)戦以来。ボブチャンチン相手に世界トップクラスの寝技をどれだけ披露してくれるかが楽しみだ。ボブチャンチンとしても、ノゲイラの師匠・スペーヒーにきっちり勝って、ヘビー級王座次期挑戦者に名乗りを上げたいところだろう。
他にもヘンダーソン vs. ニンジャは第3試合という位置ながらも好勝負が期待できそうな組み合わせだ。PRIDE初戦でヴァンダレイに敗れた過去を持つヘンダーソンとしては、ヴァンダレイの同僚ニンジャにきっちり仕返ししたいところだ。(井原芳徳)
明治生命L.A. presents "PRIDE.17"
2001年11月3日 (土・祝) 東京ドーム
開場/15:00 開始/17:00
<決定対戦カード>
第9試合 PRIDE初代ミドル級王座決定戦 PRIDEルール 1R 10分 / 2R,3R 5分
桜庭和志(高田道場)
ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ)
第8試合 PRIDE初代ヘビー級王座決定戦 PRIDEルール 1R 10分 / 2R,3R 5分
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
ヒース・ヒーリング(アメリカ/ゴールデン・グローリー)
第7試合 特別ルール
高田延彦(高田道場)
ミルコ・クロコップ(クロアチア/クロコップ・スクワッドジム)
第6試合 特別ルール
トム・エリクソン(アメリカ/rAwチーム)
マット・スケルトン(イギリス/イーグルジム)
--休憩--
第5試合 PRIDEルール 1R 10分 / 2R,3R 5分
イゴール・ボブチャンチン(ウクライナ/フリー)
マリオ・スペーヒー(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
第4試合 PRIDEルール 1R 10分 / 2R,3R 5分
佐竹雅昭(怪獣王国)
セーム・シュルト(オランダ/ゴールデン・グローリー)
第3試合 PRIDEルール 1R 10分 / 2R,3R 5分
ダン・ヘンダーソンVSムリーロ・ニンジャ
第2試合 PRIDEルール 1R 10分 / 2R,3R 5分
石川雄規(格闘探偵団バトラーツ)
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(アメリカ/チーム・イハ)
第1試合 PRIDEルール 1R 10分 / 2R,3R 5分
小原道由(新日本プロレス)
ヘンゾ・グレイシー(アメリカ/ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー)
<チケット(入場料/全席指定・消費税込み)>
VIP(ビップ) 100,000円(特典付き)
RRS(ロイヤルリングサイド)23,000円
スタンドS 13,000円
スタンドA 7,000円
高田延彦応援シート(グッズ付)スタンドS 13,000円
桜庭和志応援シート(グッズ付)スタンドS 13,000円
<お問い合わせ>
株式会社ドリームステージエンターテインメント 03-5775-5700
<初出場選手公式プロフィール>
マット・スケルトン/Matt Skelton
(イギリス/イーグルジム)
身長/体重 191cm/116kg
生年月日 1967/1/27
驚異的なスタミナ、そしてその強靱な肉体で相手の攻撃を全て受けきり、パワー溢れるパンチで相手を圧倒するK-1ファイター。今年6月に行われた『K-1ワールドグランプリ2001inメルボルン』では準優勝。K-1ワールドグランプリ二連覇のアーネスト・ホーストを相手に惜敗を喫したものの、後一歩のところまで追い詰めた。現在はリングスで活躍するリー・ハスデルのもとで総合のトレーニングにも励んでいる。そのファイトスタイルから、「総合格闘技に一番向いているK-1ファイター」との評判が高い選手だ。
マリオ・スペーヒー/Mario Sperry
(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
身長/体重 180cm/88kg
生年月日 1966/9/28
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、ヒカルド・アローナなどを弟子に持つ柔術のスペシャリスト。96年から99年にかけてブラジリアン柔術世界選手権を連覇。98年に行われたアブダビ・コンバットでも98キロ以下級&無差別級を制し二冠に輝いている。VTでもその実力は証明済み。97年にオーストラリアで行われた『第1回ケージド・コンバット・チャンピオンシップ』では、ライオンズ・デンのバーノン・“タイガー”・ホワイト、リングス・オーストラリアのクリストファー・ヘイズマンなどを破り見事優勝。00年に行われた『コロシアム2000』ではリングス・ジャパンの金原弘光と対戦し、文句なしの判定勝利を収めている。寝技に関しては世界でもトップクラスのファイターだ。
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Last Update : 10/24 20:54
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