アレク、PRIDE.17への出場権逃す/バトラーツ10.14東京ベイNK
格闘探偵団バトラーツ「格闘ロマン2001 〜YUKI-BOM-BA-YA〜」 2001年10月14日(日) 千葉・東京ベイNKホール
第9試合 PRIDEルール 1R 10分 / 2R,3R 5分 ×アレクサンダー大塚(格闘探偵団バトラーツ)182cm,92kg ○クイントン ・“ランペイジ” ・ジャクソン(米国/チーム・イハ)185cm,95kg 2R 5'00" ドクターストップ
プロレス団体・格闘探偵団バトラーツの大一番となる興行のセミファイナルで、3週間後のPRIDE.17の出場権を賭けた一戦が組まれた。ジャクソンは7月のPRIDE.15 で桜庭和志の復帰戦の相手を務めた選手。小柄な桜庭の関節技を強引に振りほどくファイトで観衆を沸かせたが、今回同体格のアレク相手に対しても豪快ファイトは健在だ。アレクのタックルを潰し、スタンドでの差し合いも制してテイクダウン、下から腕十字を狙われても持ち上げて叩き潰す。対するアレクもサイドポジションからアームロックをうかがい反撃を試みるが、1R7分あたり、コーナーでの差し合いでジャクソンの膝がアレクの股間を直撃。アレクは声を出して悶絶しマットに倒れ込む。3分の休憩を置いて再開するが、アレクは動きに精彩を欠き、タックルで倒されサイドポジションを許してしまう。
さらにアレクに不運が続く。2R中盤にまたもジャクソンがローブロー。ジャクソンにイエローカードが出され、次の注意で失格となる。再び3分アレクの回復を待ち再開するが、スタンドの差し合いになってもアレクは体力回復のためか、ジャクソンもローブローを出さないよう警戒してか互いにほとんど動かないので、岡林レフェリーがブレイクをかける。この後アレクがスタンディングのフロントチョークにジャクソンを捕まえ起死回生のチャンスとなるが、ジャクソンは強引にアレクを持ち上げ倒しサイドポジションに。アレクの頭に膝を叩き込み、ハーフガードの体勢になっても重いパンチを連打する。アレクは鼻血を出しながら大ピンチをラウンド終了まで耐えきるが、インターバルにドクターストップがかかってしまった。
アレクにとっては実力を出し切れないままの不運な敗北。東京ドームへの切符を手に入れたジャクソンもローブローに反省してか喜び少なげだった。ジャクソンは特に怪我もなく3週間後のPRIDE.17には万全の状態で挑めそうだ。
なおPRIDEルールはこの試合のみだが、総合格闘技でお馴染みの顔ぶれが多数出場。松井大二郎 対 シャノン “ザ・キャノン” リッチ(バトラーツルール)、カール・マレンコ 対 バス・ルッテン(UWFルール・左写真)、村上和成 対 ドス・カラスJr.(ルチャルール)、25年前の異種格闘技戦・猪木 vs. アリ戦を再現するような石川雄規 対 モハメド・アリ(・アズーイ/K-1で富平辰文と対戦経験あり・下写真)などが行われた。大会後、社長の石川は既に決定している年内4大会の後にバトラーツの活動を一時休止すると宣言した。この日も客席は3〜4割程度しか埋まらず、経営難が最大の原因のようだ。(レポート&写真:井原芳徳)
Last Update : 10/15 01:04
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