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(レポ&写真) [MAキック] 10.21 ディファ:佑機、元タイ2冠王に完敗

マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 "BREAKDOWN-7 〜打破〜"
2007年10月21日(日) 東京・ディファ有明

  レポート&写真:井原芳徳  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】


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第9試合 メインイベント 63.5kg契約 ショーダウンマッチ1(3分3R+延長1R)
×山本佑機(橋本道場/MA日本ライト級暫定王者)
○シラー・トーバンセン(タイ/センモラコットジム/元ラジャダムナン&オームノーイ王者)
3R 判定0-2 (松田29-30/大澤30-30/秋谷29-30)


 1R、佑機は距離を取りながら回って右ローを当て、接近戦ではアッパーを当てる等、シラー相手にほぼ互角に渡り合う。しかし左ジャブをもらってから「相手が四重ぐらいに見えるようになった」といい、攻撃のリズムが狂い出す。
 2Rにはシラーが疲れを見せ始め、ロープを背にする場面が増える。だが佑機は相手のフェイントを崩せず、お見合い状態を繰り返し手数が落ちる。シラーは随所で左右のミドルとパンチをヒット。ミドルで佑機は「ジャブが打てなくなるかと思った」、パンチでは「顔面の形が変わるかと思った」といい、威力は抜群。結局、佑機は攻めきれないまま終了のゴングを聞き、判定で敗れた。
 「気持ちがまだ弱い。せっかくのチャンスをもらったのに」と落胆の佑機。だが「勉強になった。ビビってるけどやめられない」とも話し、左腕の力こぶに刻んだ「KICK」の4文字を記者に見せ、再起を誓った。

第8試合 セミファイナル 54kg契約 ショーダウンマッチ1
×岩波祐次(渡辺ジム/MA日本バンタム級王者)
○高橋拓也(習志野ジム/MA日本バンタム級3位・元王者)
4R 判定1-2 (大澤10-9/緒形9-10/松田9-10)
3R 判定0-1 (大澤29-29/緒形30-30/松田29-30)


 高橋がサウスポーからの左ミドル、岩波がカウンターの右のパンチを当て、3Rには激しい肘の応酬も見られたが、互いに決め手に欠き延長戦へ。それでも両者に大差が無かったが、左ミドルと右ストレートの手数でやや上回った高橋が勝利。岩波は12月2日の防衛戦を前に手痛い黒星を喫してしまった。

第7試合 MA日本バンタム級王座挑戦者決定戦 ショーダウンマッチ1
×森田晃允(橋本道場/1位)
○RIOT(真樹ジムオキナワ/2位)
2R 0'52" KO (左ハイキック)


 元フライ級王者の森田に対し、RIOTは元フェザー級。キャリアでは森田が上だが、RIOTはここ最近、元王者の高橋拓也、山本ノボルに連勝しており、勢いでは上だ。RIOTはサウスポーの構えから重みのある左ミドルを当てる。2Rには膝蹴りで攻めた後、左ハイをクリーンヒットさせ、見事王座戦に駒を進めた。この日、現王者の岩波は敗れており、このままRIOTが王座奪取しても不思議ではないムードとなった。

第6試合 MA日本スーパーライト級王座挑戦者決定戦 ショーダウンマッチ1
×渡辺大介(ダイケンジム/ライト級2位)
○河野雄大(武勇会/ウェルター級4位)
3R 判定0-3 (小林28-30/松田28-29/梅澤28-30)
※3R膝蹴りで河野1ダウン

第5試合 MA日本フライ級王座挑戦者決定戦 ショーダウンマッチ1
×エリー隆司(武勇会/1位)
○佐藤アキラ(谷山ジム/4位)
4R 判定0-3 (小林9-10/秋谷9-10/松田9-10)
3R 判定0-1 (小林30-30/秋谷30-30/松田29-30)

第4試合 スーパーフェザー級 ショーダウンマッチ1
○竹内裕二(菅原道場/MA日本スーパーフェザー級3位)
×TSUYOSHI(チームドラゴン/J-NETWORKフェザー級5位)※江口光治から改名
2R 2'48" KO (パンチ)

第3試合 ウェルター級 3分3R
△一貴(マスターズピット/7位)
△染谷年之(Kインター柏ジム/8位) 
判定1-1 (30-29/29-30/30-30)

第2試合 スーパーフェザー級 2分3R
×吉田直人(タナベジム)
○滝口“PITBULL”潤(チームピットブル)
2R 1'59" KO (左ボディブロー)

第1試合 ライト級 2分3R
×町田 光(橋本道場)
○布施将人(TARGET)
3R 1'23" KO (膝蹴り)


■2007年度新人王トーナメント (※結果は後日アップします)

第5試合 ウェルター級準決勝 2分3R(延長1R)
○和真(早川ジム)
×加藤 渉(Kインター柏ジム)
判定2-1 (30-29/30-29/29-30)

第4試合 ウェルター級準決勝 2分3R(延長1R)
×カルロス(真樹ジムオキナワ)
○大麻純一(武勇会)
1R 0'50" KO

第3試合 ライト級準決勝 2分3R(延長1R)
○大江和也(HIMI-GYM)
×三井基州(ダイケンジム)※敗者復活
4R 判定3-0 (10-9/10-9/10-9)
3R 判定1-0 (29-29/29-28/29-29)

第2試合 ライト級準決勝 2分3R(延長1R)
×倉橋 司(真樹ジムアイチ)
○HAMABE(マスターズピット)
2R 0'57" KO

第1試合 フェザー級準決勝 2分3R(延長1R)
○川野賀郎(Studio-K)
×神垣大輔(谷山ジム)
判定2-1 (30-29/29-30/30-29)

Last Update : 10/22 22:30

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