BoutReview
記事検索 by Google

(レポ&写真) [CMA] 7.23 後楽園:ミノワマン、10周年大会で勝利

CMA "CMAフェスティバル2 美濃輪育久デビュー10周年記念大会"
2007年7月23日(月) 東京・後楽園ホール  観衆:1078人(主催者発表)
 
  レポート&写真:井原芳徳  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】


 【ONLINE SHOP】 DVD「PRIDE 武士道 ウェルター級 GP 2006 DVD-BOX」他、PRIDE作品好評発売中


第11試合 5分2R
○ミノワマン(フリー)
×ホ・ミンソク(韓国/CMA KOREA)
1R 終了時 TKO (タオル投入)

 ミノワはメキシコのプロレス修行で習ったというトップロープ越えの入場パフォーマンスを披露する。開始早々から激しいパンチの打ち合い。約10kg重いミンソクのパンチと膝蹴りでぐらつく場面もあったミノワだが、組み付いてグラウンドに持ち込むと、得意のアンクルホールド。ミンソクは必死の形相で耐えるが大きなダメージを負うことに。
 その後ミンソクは上になりパンチを落としミノワはピンチに。スタンドに戻っても激しい殴り合いが続く。終盤は両者ともスタミナを切らすが、ミノワが渾身の右フックでミンソクをなぎ倒しチャンス。だが上になったまま攻めあぐねてしまい、ラウンド終了のゴングを聞く。
 結局、アンクルホールドで左足を痛めたミンソクが、インターバル中に試合を放棄し、セコンドがタオル投入し試合終了。アンクルホールドで極めきれなかったことを反省したミノワだが、「やっと07年のスタートを切れた」と安堵の表情を浮かべていた。
 PRIDEが再開しないため試合の機会が減ったミノワ。PRIDEに関して「待つしかない」と話す一方、「僕は試合をしないと生きていけない」と他団体参戦にも前向きな姿勢を示した。さっそく8月11日に名古屋で開催されるHEATのケージ大会に出場するかもしれないという。「今日のダメージの状況を見て決める」としつつ、「金網デスマッチを久々に楽しみたいですね」と笑顔を浮かべた。

船木が来場

 休憩明けにはミノワのパンクラス時代の師匠で、先頃現役復帰を表明した船木誠勝が、リングアナを務めた佐伯繁DEEP代表の紹介でリングイン。「美濃輪とは今一緒に練習している。美濃輪がこれから20周年を迎えられるよう協力したい」等と話した。ミノワの試合後には花束を贈呈し握手。大会後に記者に「花束をもらった気分は?」と聞かれたミノワは、しばらく考えた後、「一生辞めんなよ」と答えた。

第10試合 5分2R
○窪田幸生(坂口道場)
×ソ・ドゥウォン(韓国/CMA KOREA)
判定3-0


 1R前半はドゥウォンがバックを取り、窪田もアームバーでチャンスを作る場面もあったが、あとはスタンドでの激しい殴り合い。窪田が右フックのヒット数でやや上回り久々の勝利。マイクを持つと「僕も今日が10周年。負けたら辞める覚悟だった。俺もまだまだできる。これから10年、15年頑張る」と宣言した。

第9試合 キックルール 3分2R
×薮下めぐみ(巴組)
○ハム・ソヒ(韓国/CMA KOREA)
判定0-3


 キックボクサーのソヒがパンチ、ハイ、ミドル、首相撲からの膝蹴り等、あらゆる攻撃で薮下をボコボコに。薮下も起死回生のバックブローや胴回し蹴りを仕掛けるが失敗し、完敗に終わった。

第8試合 5分2R
○端 貴代(和術慧舟會東京本部)
×イ・ヒジン(韓国/CMA KOREA)
判定3-0


 グラップリングのイメージの強い端だが、右のローとハイが冴える。グラウンドになっても主導権を握り、2Rには2度マウントに。ヒジンに終盤腕十字を狙われたが凌ぎ、判定勝ちをおさめた。

第7試合 5分2R
○真武和恵(和術慧舟會東京本部)
×イ・ヨンジュ(韓国/CMA KOREA)
2R 4'07" 腕ひしぎ十字固め


 1Rと2R前半、ヨンジュが下から腕十字を狙いチャンスを作る場面もあったが、2R終盤、真武が鉄槌でヨンジュを痛めつけた後、マウントからの腕十字で一本勝ちをおさめた。

第6試合 5分2R
○濱村 健(CMA京都成蹊館)
×ハン・ドンホ(韓国/CMA KOREA)
1R 3'37" TKO

第5試合 5分2R
×濱田順平(誠ジム)
○ヤン・ドンイ(韓国/CMA KOREA)
1R 3'14" TKO

第4試合 5分2R
×松下直揮(MB3z)
○ハン・スーハン(韓国/CMA KOREA)
判定0-3

第3試合 5分2R
○長堂嘉夢(CMA戦ジム)
×ホ・ユン(韓国/CMA KOREA)
判定2-1

第2試合 5分2R
○恩田剛徳(CMA拳術會)
×キム・ジフン(韓国/CMA KOREA)
1R 3'33" TKO

第1試合 5分2R
×前島行晴(CMA戦ジム)
○キム・ドンヒョン(韓国/CMA KOREA)
1R 0'11" KO

第0試合 5分2R
×工藤 尚(CMA拳術會)
○ユアン・コニアン(韓国/CMA KOREA)
1R 0'30" ヒールホールド

Last Update : 07/24 12:10

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | STAFF

Copyright(c) 1997-2007 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。