BoutReview
記事検索 by Google

(レポ&写真) [Bodog] 4.14 ロシア:ヒョードル一本。アルバレス初黒星

BodogFight "Clash of the Nations"
2007年4月14日(土) ロシア・サンクトペテルブルグ・ICEパレス

  レポート:井原芳徳  写真提供:キース・ミルズ(BodogFight) 【→カード紹介記事】 【→掲示板】



 【ONLINE SHOP】 DVD「サンボ完全教則 入門篇/中級篇」ヒョードルも駆使するサンボのテクを丁寧に紹介
 

<主な結果>

スーパーファイト1 ヘビー級 5分3R
○エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル/PRIDEヘビー級王者/104.3kg)
×マット・リンドランド(アメリカ/チーム・クエスト/96.2kg)
1R 2'58" 腕ひしぎ十字固め


 今大会の開催地・サンクトペテルブルグ出身のプーチン・ロシア大統領もリングサイドで見守る中、ヒョードルのロシア凱旋試合のゴング。開始すぐのリンドランドの左ストレートでヒョードルは右眉をカット。リンドランドはそのままコーナーに詰めて両脇を差しテイクダウンを狙う。ところがヒョードルはロープをつかんで防ごうとしたため、つかんだ手をレフェリーがロープから外すと、倒れ込んで上になったのはヒョードルの方。場内は大歓声で包まれ、ヒョードルコールが巻き起こる。

 ヒョードルがハーフガードの体勢で、リンドランドが下から両脇を差して防御する状態がしばらく続く。リンドランドが両脇を外し、アキレス腱固めを狙うと、ヒョードルも立ち上がってアキレス狙い。だがリンドランドが防御するとヒョードルは足関に固執せず、再び上のポジションを取る。
 しばらくリンドランドはハーフガードの体勢で防御するが、ヒョードルは一気にマウントに移行。パンチを振り下ろそうとすると、リンドランドが背中を向けるが、ヒョードルはバックをキープせずそのまま腕十字へ。反応したリンドランドはしばらく防御するも、腕が極まったところでタップした。打撃を使わなかったヒョードル。母国でサンビストとしての本領を存分に発揮した。

Bodog(MFC)ウェルター級タイトルマッチ 5分5R
×エディ・アルバレス(アメリカ/ファイト・ファクトリー/王者)
○ニック・トンプソン(アメリカ/フリースタイル・アカデミー/挑戦者)
2R 4'32" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※トンプソンが新王者に

スーパーファイト2 ヘビー級 5分3R
○エメリヤーエンコ・アレキサンダー(ロシア/レッドデビル/115.7kg)
×エリック・ペレ(アメリカ/ルイス&ペネデレイラス・バーリトゥード/125.6kg)
1R 4'07" KO (パンチ)

女子135ポンド(約61kg)契約 5分3R
○アマンダ・ブキャナー(アメリカ/アカデミー・オブ・BJJ & MMA・ボールダー/スマックガール無差別級女王)
×赤野仁美(日本/AACC/スマックガール・ミドル級(58kg)女王)
判定3-0

ミドル級 5分3R
×アンドレイ・シメノフ(ロシア/レッドデビル)
○ジョルジ・サンチアゴ(アメリカ/アメリカン・トップチーム)
2R 4'48" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

ヘビー級 5分3R
○ローマン・ゼンツォフ(ロシア/レッドデビル)
×クリストフ・ミドゥ(フランス/エリート・トレーニングセンター)
1R 終了時 TKO (タオル投入)

ライト級 5分3R
○ホドリゴ・ダム(ブラジル/アリアンシ柔術)
×サンチノ・デフランコ[Santino Defranco](アメリカ/アリゾナ・コンバットスポーツ)
2R 1'58" チョークスリーパーホールド

女子戦 5分3R
×ジュリア・ベレジコワ(ロシア/レッドデビル)
○ジュリー・ケッジー(アメリカ/インディアナBJJアカデミー)
2R 2'49" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

ライトヘビー級 5分3R
○アマール・スロエフ(ロシア/レッドデビル)
×アンディ・フォスター(アメリカ)
1R 0'26" KO (パンチ)

Last Update : 04/18 12:47

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | STAFF

Copyright(c) 1997-2007 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。