(レポ&写真) [天空] 5.28 新宿:森本、勝山を前蹴りでKO。岡田惜敗
天空キックボクシング協会 "女子キックボクシング「天空」“響き” 〜女の夢 全て託して舞い上がれ〜" 2006年5月28日(日) 東京・新宿FACE 観衆:486人(満員:主催者発表)
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
第6試合 メインイベント 52kg契約 3分5R ○森本華世(極真会館千葉県北支部) ×勝山舞子(NJKF・上州松井ジム/MTIA世界女子フライ級王者) 5R 2'03" KO (右ストレート) ※勝山に右前蹴りで4R・5Rに各1ダウン
勝山が首相撲からの膝蹴りを出せば、森本は接近際の前蹴りやミドルで応戦。今では男子でも珍しい、蹴り技主体のキックボクシングらしい攻防に。 森本はキックのデビュー戦でも前蹴りを多用しており、藤ジムの加藤重夫会長(天空代表)から叩き込まれた。前回のタイ人との試合では封印したが、この日はさらに精度アップ。何発もボディや顔面に当て、じわじわと勝山の体力を奪う。 バテた勝山は3Rからスリップの繰り返し。4R中盤には顔面にもらいダウン。5Rにも前蹴りでダウンした後、最後は右ストレートダウンしたところでレフェリーストップがかかった。
森本は「勝ったけど内容は満足していない。パンチをまとめて蹴りにつなげるつもりだったけどできなかった」と反省。周囲も技術面に関しては辛口だった。とはいえ前回試合同様、5Rになっても落ちない体力は賞賛に値する。 加藤会長は極真会館の松井章圭館長やK-1の魔裟斗を鍛え上げた人。「魔裟斗はうちの厳しい練習の貯金で今やっているようなもんですよ」と言い切る会長は「この子(森本)には魔裟斗もやった地獄の秘密特訓をさせています。内容は明かせません。魔裟斗もこの子も最後までできませんでした。でも、この子と同じ練習量をこなせる男子選手は今の藤ジムにはいませんよ」と森本の素質と気持ちの強さを讃える。 男子でも減った3分5R制は、森本のトレーナーでもある神風杏子・天空競技統括のこだわりだ。「追い込む練習をしていないと5R戦えない。2分3Rだったらちょっと練習しただけでもできてしまい、お客さんが『凄い』と思うものにならない」とその理由を語る。 森本の直接の師匠である柿沼・極真会館千葉県北支部長は「空手でも一つぐらいはタイトルを取って欲しい。フランシスコ・フィリオみたいになるのが理想」と、K-1と極真を又に掛け活躍したフィリオの名前を出す。
男も女も関係ない。団体化し、男子の興行も開始することを表明した天空が目指すのは、誰が見ても凄いと思う極真の『超人』の再現ではないか。関係者の言葉を聞きながらそう思った。ラウンド間のインターバルが終わる度に己を鼓舞するかのように雄叫びをあげる森本は、同時に自分の殻を破り、超人に脱皮しようと格闘しているのかもしれない。
第5試合 セミファイナル 49kg契約 3分5R ○山田純琴(y-park) ×岡田敦子(ドージョー・チャクリキ・ジャパン) 判定2-1 (大島49-48/江口48-49/村山49-50)
第4試合 極真マッチ 2分3R ×有馬詩織(極真会館千葉県北支部) ○立川愛美(極真会館埼玉県東支部) 判定0-3 (28-30/28-30/28-30)
第3試合 56.5�s契約 2分3R ○龍子(菅原道場) ×REIKO(仙台青葉ジム) 判定3-0 (30-27/30-28/30-28)
第2試合 49�s契約 2分3R ×渡辺愛望(翔武会) ○酒井理絵(フリー) 判定0-2 (28-30/27-30/28-28) ※2R渡辺に1ダウン ※会場では判定1-1で引分と発表されたが、28-30を30-28と集計する採点ミスが判明し、上記結果に訂正された。
第1試合 54�s契約 2分3R ○CHIZU(菅原道場) ×石井美希子(MAキック・習志野ジム) 判定3-0 (30-26/30-26/30-26) ※石井に膝蹴りで1R・2Rに各1ダウン
※第3試合終了後、阿由葉朝子(極真会館千葉県北支部)&北村実佳(極真会館千葉県北支部)による空手演武、ちびっこグローブ空手エキシビジョンマッチ2試合を実施。
Last Update : 06/08 11:08
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