(レポ&写真) [天空] 11.18 ディファ:長島×極真 森本はドロー
天空実行委員会 "天空・大和撫子の闘い 女子キックボクシング第2回大会" 2005年11月18日(金) 東京・ディファ有明
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板・女子スレッド】
第8試合 キックボクシングルール 51kg契約 3分5R △長島佳代子(y-park) △森本華世(極真会館千葉県北支部) 判定0-1 (梅木49-49/芹澤49-47/礒野49-49) ※長島が計量オーバーのため、両者の合意によりグローブハンデあり
長島が契約体重をオーバーしたため、グローブハンデ戦に。1Rは森本が右の前蹴りやハイキックを何発も当て主導権を握る。だが2Rから長島が距離を詰めて戦うようになると、森本の蹴りが当たらなくなり、長島がパンチを当て巻き返す。こうなると森本もパンチの打ち合いにつき合うようになり、パンチ中心の攻防に。両者とも3R中盤からは体力が切れ、パンチを振り回し合うだけのドロドロの展開に陥り、ドローに終わった。両選手とも3分5Rを戦うだけの体力があったようには思えず、マッチメイク側の判断に疑問が残った。来年3月4日・新宿FACE大会から競技統括に就任する神風杏子氏の手腕に期待したい。
第7試合 極真空手ルール 3回戦 △エワ・パウリコスカ(極真会館ポーランド支部) △木村美代子(極真会館横浜川崎支部) 判定1-0 (30-28/30-30/30-30)
突きの打ち合いで手数で上回るのはバウリコスカ。だが木村も中段や下段の蹴りを返し、決定的な差は付けさせず、ドローに終わった。
第6試合 極真空手ルール 3回戦 ×村上志津香(極真会館兵庫支部) ○有馬詩織(極真会館千葉県北支部) 判定0-2 (29-30/29-30/29-29)
空手家らしからぬ名古屋嬢系ヘアースタイルの村上が左上段蹴りと突きの連打で威勢良く攻めるが、有馬が下段蹴りを着実に当てると次第に主導権は有馬に、決定打は無かったものの、村上が何度も膝をマットに着けるようになり、有馬に軍配が上がった。
第5試合 キックボクシングルール・エキシビジョンマッチ 3分1R −早千予(白龍ジム) −篠原 光(電撃ネットワーク・チーム南部) 勝敗無し
早千予が多彩な蹴りとパンチで篠原にほとんど何もさせず。エキシにも関わらず綺麗な後ろ回し蹴りをレバーに当てダウンを奪い、観客を驚かせた。試合後は「次は極真と戦います」とアピール。
第4試合 キックボクシングルール グローブハンデ戦 51kg契約 2分3R ×榎本千津(菅原道場) ○山田純琴(y-park) 判定0-3 (和田27-30/芹澤26-30/礒野28-30) ※1R千津に1ダウン
第3試合 キックボクシングルール 47kg契約 2分3R ○渡辺愛望(実戦空手道翔武会) ×羽柴まゆみ(BBdoll) 3R 1'21" TKO (レフェリーストップ:パンチ連打) ※2R右フックで羽柴に1ダウン
キック初挑戦の羽柴。直前に風邪を引き体調は最悪だったが、渡辺戦とパンチで真っ向勝負。とはいえガードががら空きで振り回してしまっては相手の攻撃をもらうばかり。2Rに右フックでダウンを喫し、最後はパンチ連打を浴びグロッキー状態になったところでレフェリーに止められた。総合の試合では最近蹴りが冴えているだけに、もっと蹴りを活かして欲しかった。キックならではの距離の取り方を学び、再チャレンジしてくれることを期待したい。
第2試合 キックボクシングルール 56kg契約 2分3R ○永島 梢(極真会館千葉県北支部) ×REIKO(仙台青葉ジム) 判定3-0 (梅木30-24/芹澤30-24/礒野29-25) ※REIKOに1R1回、3R2回のダウン
極真空手ベースでキック初挑戦の永島が、1Rに1度、3Rに2度、左ハイキックでダウンを奪い完勝。試合後は「チョーうれしいです」と叫び、女子高生としての素顔をかいま見せた。
第1試合 キックボクシングルール 56kg契約 2分3R ○龍子(菅原道場) ×YUKAЯI(BBdoll) 判定3-0 (梅木30-28/芹澤30-29/礒野30-28)
Last Update : 11/19 00:34
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