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(レポ&写真) [全日本キック] 11.12 後楽園:ライト決勝はサトル×吉本

全日本キックボクシング連盟 "Fight Must Go On"
2005年11月12日(土) 東京・後楽園ホール

  レポート&写真:井原芳徳  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】

  ※サドンデスマッチは全て3分3R+延長1R

第8試合 全日本ライト級王座決定トーナメント準決勝 サドンデスマッチ
○サトルヴァシコバ(勇心館/1位)
×山田健博(高橋道場/4位)
判定3-0 (和田29-28/梅木30-28/朝武30-28)

※2R右ストレートで山田に1ダウン

 1Rのヴァシコバははローにうまくカウンターの右ストレートを合わされ手こずったが、2Rには逆に山田のローに合わせて左ストレートをクリーンヒットさせ、ダウンを奪う。その後は互いにパンチを当てる一進一退の展開。3Rには山田の右ストレートにヴァシコバが後ずさりを見せるようになったが、ダウン分の点差は埋まらなかった。試合後のヴァシコバは「足が重くて動かなかった。今日はダメです」と猛反省していた。

第7試合 全日本ライト級王座決定トーナメント準決勝 サドンデスマッチ
○吉本光志(AJジム/2位)
×増田博正(スクランブル渋谷/3位)
判定3-0 (和田29-28/大成29-28/梅木30-28)

※2R左ハイキックで増田に1ダウン

 1R序盤、サウスポーの増田に左ミドルやハイで先手を取られた吉本だが、終盤には多彩なパンチが当たりだし、2R開始すぐには左ハイキックでダウンを奪うこと成功する。増田のダメージは大きくなく、その後はパンチ中心に肘や膝も交錯する一進一退の攻防。3Rには増田が肘と膝の連打で吉本の攻め手を封じるが、ダウンの失点を奪い返せなかった。J-NETの先輩・後輩対決は後輩・吉本に軍配。
 ヴァシコバ×吉本の決勝戦は06年1月4日・後楽園大会で実施される。

第6試合 全日本スーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝 サドンデスマッチ
○石川直生(青春塾/フェザー級3位)
×ラスカル・タカ(月心会/フェザー級4位)
2R 0'57" TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる左まぶたのカット)


 1R、石川が右のストレート、肘、ミドル、膝等で手数多く攻めれば、サウスポーのラスカルも終盤に左フックを当てる等、ほぼ互角に応戦する。2Rからさらにペースが上がるかにも思われたが、石川の右肘がラスカルの目尻を切り裂きドクターストップ。ややあっけない決着に、石川も不満げな表情。だがマイクアピールでは「5000円払ってラブホテルで一発ヤるよりも、気持ちいい試合するから、1/4、絶対に見に来て下さい」と叫び、観客を明るく楽しませてくれた。

第5試合 ランキング戦 ウェルター級 サドンデスマッチ
○湟川満正(AJジム/3位)
×箱崎浩康(TEAM-1/5位)
判定3-0 (豊永29-28/朝武29-27/大成29-27)

※3R右フックで箱崎1ダウン、倒れた相手への蹴りの反則で湟川に減点1

 湟川が左のミドルとハイ、右ロー、パンチの連打等の多彩な技で攻勢。箱崎は何度もスリップするように。逆にこの展開が裏目となり、湟川は倒れた箱崎の顔面に膝を放ってしまいRに減点1を喫するが、3R残り1分に右フックでダウンを奪い、勝利を決定づけた。

第4試合 ランキング戦 バンタム級 サドンデスマッチ
○真後和彦(はまっこムエタイジム/2位)
×那須儀治(大誠塾)
判定2-0 (梅木29-29/和田29-28/朝武30-29)


 互いに膝とパンチを駆使しての打ち合い。2Rまで一進一退だったが、最終ラウンドに連打で那須を追い詰めた真後が僅差の判定勝利をおさめた。

第3試合 ランキング戦 ミドル級 サドンデスマッチ
○吉武龍太郎(アイアンアックス/5位)
×中園貴宏(S.V.G.)
判定3-0 (和田30-28/梅木30-28/豊永30-28)

※3R右フックで中園1ダウン

 2Rまで両者ともヒットの少ない静かな展開だったが、3R後半に入ると吉武がパンチで主導権。残り1分に右フックでダウンを奪い、勝利をもぎ取った。

第2試合 フェザー級 3分3R
△水落洋祐(はまっこムエタイジム)
△橋本城典(DEION GYM) 
判定1-0 (30-29/29-29/29-29)

第1試合 ウェルター級 3分3R
○荒井崇志(SOUL GARAGE)
×小磯哲史(山木ジム)
2R 2'35" KO (膝蹴り)

オープニングファイト第3試合 74kg契約 3分3R
○横澤浩史(S.V.G.)
×田所研二(大村道場)
判定3-0 (30-26/30-26/30-27)

オープニングファイト第2試合 ウェルター級 3分3R
○小榑基能(はまっこムエタイジム)
×渡辺雅宏(山木ジム)
不戦勝 (渡辺の負傷欠場)

オープニングファイト第1試合 ライト級 3分3R
△中向居尚輝(S.V.G.)
△上杉隼土(超越塾)
判定1-0 (28-27/28-28/28-28)

Last Update : 11/13 02:53

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