(レポ&写真) [R.I.S.E.] 8.28 大森:TATSUJI、正統派ファイトで石黒に圧勝
R.I.S.E.プロモーション "R.I.S.E. XVIII" 2005年8月28日(日) 東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
第7試合 メインイベント -70kg契約 3分3R ×石黒竜也(東京北星ジム/NJKFウェルター級2位・前王者) ○TATSUJI(アイアンアックス) 判定0-3 (小川27-30/秋谷27-30/梅沢27-30) ※3Rパンチ連打で石黒に1ダウンあり
石黒の入場といえばくまのプーさんの着ぐるみというのがNJKFでの定番だったが、初登場のR.I.S.E.では、忌野清志郎の「覚醒剤はいけません」という歌詞の曲にのって、裸で入場。後頭部には大麻草のカラーリングが施され、危険なキャラクターにいっそう磨きがかかっている。 リングインするとTATSUJIに歩み寄りにらみつける石黒。ゴングが鳴ると、挨拶がわりの右ローを叩き込み、前蹴り、右フック等で先手必勝の態勢だ。 しかしTATSUJIは次第に距離感をつかむようになると、強烈な左ボディ一発で流れをあっさりと一転。石黒のミドルに合わせてパンチを当てると、石黒がクリンチで防御するという展開の繰り返しとなり、完全にTATSUJIのペースに。3Rには石黒はマウスピースを吐き出すように。3R終盤にはTATSUJIがパンチラッシュで攻めると、最後は押し倒すような格好でダウンを奪取。スリップとも取れたが、このダウンがなくても石黒の完敗に変わりはないそれまでの展開で、この直後終了のゴング。TATSUJIが12月のDoAトーナメント参戦に向けて大きなアピールとなる白星を奪った。
第6試合 セミファイナル ヘビー級 3分3R ○澤屋敷純一(チームドラゴン) ×佐藤 淳(アイアンアックス) 1R 2'27" TKO (タオル投入:パンチで2ダウン後)
序盤はどちらも重いパンチを当てるシーソーゲームだったが、沢屋敷がハイ、ミドル、膝と多彩な攻撃を織り交ぜるようになると次第に主導権をキープ。パンチと膝の猛攻で2連続ダウンを奪ったところでタオルが投入された。
第5試合 -61kg契約 3分3R ○細野岳範(チームドラゴン) ×高橋正也(クロスポイント吉祥寺) 判定3-0 (梅沢30-26/秋谷30-27/桜井30-26) ※2R右フック、3R右ストレートで高橋に1ダウンずつあり
どちらもフック、ミドル、ローをうまく当てる接戦だったが、2R残り1分、細野が右フックでダウンを奪取。ややスリップ気味だったため、高橋はすぐさま左ローを当て反撃したが、3Rに細野が右ストレートで奪ったダウンは完璧なもの。これで差を確実なものとし、高橋のローの猛攻を耐え逃げ切った。
第1試合 -49kg契約 3分3R ○岡田敦子(ドージョーチャクリキ・ジャパン) ×愛弓(DB55) 3R 3'00" KO
1Rは互いにパンチとローを当てる接戦だったが、元々この階級の選手でない愛弓は、2R中盤から減量苦の影響もあり失速。守勢となり、3Rには連打をもらいスタンドの状態でダウンを宣告される。岡田は最後までペースを落とすことなく攻め続け、試合終了間際にもダウンを奪取。愛弓はファイティングポーズを取ったものの、レフェリーは危険と判断しKOを宣告した。
第4試合 -68kg契約 3分3R ○渡辺雅和(チームドラゴン) ×涼平(TARGET) 1R 2'49" KO
第3試合 -70kg契約 3分3R ○藤沢卓也(U-FILE CAMP.com) ×横手政喜(クロスポイント吉祥寺) 判定2-0 (大沢29-29/小川30-29/桜井29-28)
第2試合 -60kg契約 3分3R ×加護秀明(レグルス池袋) ○宇田 肇(スクランブル渋谷) 3R 1'33" KO
Last Update : 08/29 00:23
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