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(レポ&写真) [DEMOLITION] 8.28 ディファ:K太郎・飯田が一本勝ち

GCMコミュニケーション "DEMOLITION 050828"
2005年8月28日(日) 東京・ディファ有明

  レポート&写真:井原芳徳  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】

第6試合 -79kg契約 5分2R
○中村K太郎(和術慧舟會東京本部)
×港 太郎(チームKIBA)
1R 4'03" 一本 (チョークスリーパーホールド)


 序盤、元キック世界王者の港が、得意の蹴りでK太郎を苦しめるが、K太郎は蹴り足をつかんで上に。K太郎は一瞬サイドになるが、港も足を効かせてガードポジションに戻し、膠着ブレイクを誘う。再びスタンド勝負となると、港は構えをスイッチしつつミドル、ストレート、膝を当てる。しかしK太郎は豪快な投げで再び倒すと、今度は一気にサイド、マウントと速攻、最後はバックからのスリーパーでタップを奪った。
 K太郎は最近は寝技よりも打撃の練習に重点を置いているという。打撃では苦戦したとはいえ、港と打ち合った経験は今後の糧となるだろう。対する港は一時は練習を練習をやめ、95kgまで体重が増えたという。だが総合でまだ一度も勝てていなかったことが心残りで、今年に入って練習を再開した。キックの試合をするつもりはなく、総合ならアマチュアの試合でも構わないといい、地道に総合を続ける考えのようだ。


第5試合 -70kg契約 5分2R 
△平山貴一(和術慧舟會RJW)
△西内太志朗(U-FILE CAMP)
判定0-0 (平=引分/梅木=引分/芹沢=引分)


 柔道ベースで投げ技に定評のある平山は、何度もテイクダウンを狙うが、西内はなかなかそれを許さない。1Rに一度は倒されたものの、2Rには倒し返し、お互いなかなかチャンスを作らせないまま試合が終了した。


第4試合 -70kg契約 5分2R
△西野 聡(和術慧舟會TLIVE)
△太田純一(GOKITA GYM)
判定1-1 (平=西野/梅木=引分/芹沢=太田)


 1R、ボクシングの攻防では太田がワンツーの連打を当てる等主導権を握る。だが2R、西野は序盤からテイクダウンに成功すると、ハーフ、サイド、マウントとじっくりと有利なポジションに移行し主導権。その後も組技で攻めたが、決定的なチャンスは無く試合終了。判定は割れドローに終わった。


第3試合 -70kg契約 5分2R
○飯田崇人(和術慧舟會A-3)
×松田恵利也(フリー)
1R 4'54" 一本 (腕ひしぎ十字固め)


 7/31のパンクラスの試合で体重を落とせず失格、みそぎマッチに臨む飯田は、坊主頭でリングイン。序盤はやや緊張気味なのか?R.I.S.E.出場経験もある松田の左のパンチを浴び、テイクダウンにも失敗し劣勢。しかしブレイクの後、パンチの打ち合いで被弾しながらも当て返して持ち直すと、投げの打ち合いを制して上に。すぐさまバックマウントを奪うと、マウントパンチの連打を浴びせ、最後は腕十字を極めた。試合後の飯田は安堵の笑顔。最後は四方の観客にお辞儀をしてリングを下りた。


第2試合 -82kg契約 5分2R
×花田和弘(XXX)
○宮沢元樹(和術慧舟會東京本部)
2R 4'46" TKO (レフェリーストップ:バックマウントパンチ)


 花田は元ZOOのリーダーとダンスを踊りながら華やかに入場。試合でも宮沢とポジションがめまぐるしく入れ替わる好ファイトを繰り広げる。2Rにはマウントを奪い攻勢となったが、シザースでひっくり返された後、足関に固執してしまい、宮沢の顔面蹴りを浴び失速。最後は宮沢がバックマウントからパンチの連打を浴びせ激闘を制した。


第1試合 -64kg契約 5分2R
×竹内ミキオ(和術慧舟會常滑道場)
○島田賢二(P's LAB東京)
判定3-0 (平=島田/和田=島田/芹沢=島田)


 最初のタックルでは倒された島田だが、以降は切ってすぐに膝を放つ等挽回。左ストレートでぐらつかせる場面もあった。

Last Update : 09/14 21:10

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