(レポ&写真) [NKB] 6.5 後楽園:瀬尾、若生に勝利。山田大輔KO勝ち
日本キックボクシング連盟 "2005叛乱(はんらん)シリーズ" 2005年6月5日(日) 東京・後楽園ホール 認定:NKB実行委員会
レポート&写真:井原芳徳 【→掲示板スレッド】
第12試合 メインイベント 58kg契約 3分5R ○山田大輔(杉並/ライト級1位) ×伊藤陽二(大阪真門/フェザー級2位) 4R 1'51" KO (右フック) ※2R右フックで伊藤に1ダウン、3R左フックで伊藤に1ダウン、左フックで山田に1ダウンあり
互いにフックを振り回す派手な打撃戦。3Rにはダウンの応酬もあったが、元の体格で上回る山田が最後はきっちり仕留めた。
◆山田「試合前に会場の壁を殴っていたら、手首を痛めてしまいました。フェザーには落とさず、ライトでベルトを目指します。チャンピオンの姉崎さんには1年半ぐらい前に負けてるので、リベンジしたいです」
第11試合 ウェルター級 3分5R ○瀬尾尚弘(JK国際/1位) ×若生浩次(大阪真門/2位) 判定3-0 (48-47/49-47/50-47) ※4R若生に右ローキックで1ダウンあり
若生はリーチを活かし、サウスポーの構えからジャブを当てて距離を取り、膝と肘を着実に当てる戦法。なかなか攻められなかった瀬尾だが、4Rにようやく右フックが当たりだし、右ローでダウンを奪うことに成功する。5Rも瀬尾はローで攻めるが、若生は耐え抜いた。
◆瀬尾「若生選手からは、若い勢いを感じましたね。テクニックどうこうじゃなく、しぶとかった。まあ、こういうグダグダな試合が好きな方もいるかもしれないんで、これで満足していただければ。もっといい試合ができるようにならないとね。タイトル?まだ言う権利は無いです。周りの機運が高まってからで」
第8試合 ライト級 3分5R ○道地 誠(飛田/8位) ×安宗竜紀(テツ/9位) 判定3-0 (48-46/48-46/48-46) ※2R道地に右フックで1ダウンあり
今回、初の5回戦となる選手の試合が多かったが、内容が一番良かったのはこの一戦。1R、スタートダッシュで道地に攻め込まれた安宗だったが、2R、右フックでダウンを奪い逆転。3R以降、道地の右ローに苦しむが、師匠ガルーダ・テツ氏に檄を飛ばされ、なかなか倒れない。4Rには肘打ちで道地の頭を切り裂く。結局ポイントを取ったのは2Rのダウンだけで、初の5回戦を征することができなかったが、最後まで衰えない闘志は印象的だった。
第10試合 59kg契約 3分5R ○岩田 洋(八王子FSG/フェザー級3位) ×谷村 央(勇和会/フェザー級6位) 判定3-0 (50-48/50-48/50-47)
3Rまで互いにパンチとローを軽く当てる静かな展開だったが、4R以降岩田がパンチの手数で上回り勝利をおさめた。
第9試合 ライト級 3分5R ×亜斗武(杉並/7位) ○ジロー(村越) 判定0-3 (49-50/49-50/48-49)
肘の手数で勝ったジローが白星を奪ったが、組み付いての攻防の続く単調な展開となってしまった。
第7試合 フェザー級 3分5R ×板倉陽介(村越/9位) ○山口 勝(八王子FSG/10位) 判定0-2 (48-49/48-49/47-47)
1R、板倉がローで攻勢だったが、山口が徐々にペースアップ。パンチで4R、5Rにポイントを稼ぎ勝利した。
第6試合 フェザー級 3分3R ○谷 真臣(大阪真門) ×AKIRA(平戸) 1R 1'18" KO
第5試合 フライ級 3分3R ×田中顕太郎(神武館)※小薗亮一(渡辺)の負傷欠場により変更 ○大石 心(徳心会) 1R 1'15" TKO (ドクターストップ:肘によるカット)
第4試合 ウェルター級 3分3R △柳瀬 勲(SQUARE-UP) △猪ノ川健(大塚) 判定1-0 (28-28/29-28/28-28) ※1R猪ノ川に1ダウンあり
第3試合 フェザー級 3分3R ○NAOTO(MTOONG) ×阿部信二郎(大塚) 1R 2'10" KO ※1R,NAOTOに2ダウンあり
第2試合 ミドル級 3分3R ○太田謙一(SQUARE-UP) ×ビッグスワン木村(ピコイ) 判定3-0 (30-29/30-28/30-29)
第1試合 55kg契約 3分3R ○アポロ西(京都真門) ×玲(MTOONG) 1R 2'32" KO
Last Update : 06/05 23:01
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